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娘が焚き火をしながら吊るし鍋をやりたいらしい。キャンプなどに大昔にハマっていたので筆者のアウトドア魂に火が着いてしまった。早速吊るし鍋をやるための道具を調査。どうやらトライポッドと呼ばれる道具が必要らしい。鍋は昔買ったダッヂオーブンを使えばいいので意外に簡単にできそうな気がする。トライポッドを使った吊るし鍋について調べたことをまとめた。
価格や仕様などは2020年11月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
スペック等は十分注意して引用していますが誤っている可能性もあります。製品を購入する場合は公式サイトにてスペックを再度ご確認ください。
目次
焚き火で料理がしたい
吊るし鍋とかアウトドアっぽくて子供も喜びそう。嫁の機嫌を損ねずいかに子供が楽しめるかがポイント。
娘がやりたいこと
以前ショッピングモールのアウトドアコーナーにディスプレイされていたトライポッドを気に入って「お父さん私これやりたい」と娘(7歳)に言われた。娘は最近焚き火にハマっていてこのようなことをイメージしているのではと思っている。
筆者のアウトドア歴は20年を超えるがここ7年ほど全くアウトドアらしきことをやっていない。10年以上前に使っていたダッヂオーブンを出して娘の期待に応えるべく実現に向けた準備に取り掛かる。
トライポッド
鍋を吊るす道具の名前がわからなかったので調べたら「トライポッド(三脚)」であった。4本脚だとトライじゃないだろと突っ込みが入りそうだが本記事ではどちらも「トライポッド」と呼称する。18年くらい前にキャンプで知り合いが使っていたのを思い出した。たしか黒くてめちゃくちゃ重かったのでロゴスだったと思う。とりあえずトライポッドだけあれば雰囲気がでそうなので買うことにする。
道具の準備
書き出してみたら意外に多かった。お金が無いので出来るだけ低予算で済ませたい。ダッヂオーブンを除けば1万円ちょいで実現できそう。
№ | 道具 | 費用(約)*1 | コメント |
---|---|---|---|
1 | ダッヂオーブン | 10,000円 | 扱いは面倒だがアウトドア感があるクソ重いお鍋。 |
2 | リフター | 不要 | ダッヂオーブンのフタを開ける道具。 |
3 | 耐熱グローブ | 1,000円 | ダッヂオーブンが高温になるのであると便利。 |
4 | 木べら | 自宅から | 金属より木の方が雰囲気あるからな。 |
5 | 木製おたま | 自宅から | 料理を取り分けるのに使う。 |
6 | 焚き火台 | 5,000円 | 直火は景観を損なうのでやめておこう。 |
7 | トライポッド | 6,000円 | 見た目で子供も楽しめそう。 |
8 | 調理器具 | 自宅で準備 | 不要、自宅で下ごしらえしてジップロック。 |
9 | 薪 | 1,000円 | ホームセンターで調達。 |
合計 | 23,000円 |
*1:吊るし鍋に最低限必要な費用の概算。
ダッヂオーブン
10年以上に購入したやつがあるのでメンテナンスして使う。
ユニフレームのプレス成型ダッヂオーブン10インチ。荒っぽく使っているがまったく壊れる気配がない。このペースだと一生使える可能性がでてきた。さらには子供に引き継げる可能性まである。
5年ぶりくらいにフタを開いた。塗った油が古くなっているので一度丸洗いして錆を落としたい。
ダッヂオーブンについてちょっと言いたいことがある。ダッヂオーブンは構造がシンブルで壊れることがほぼない。ちゃんと管理すれば100年とかイケるんじゃないかと思う。鋳造は壊れやすいのでプレス成型がおすすめ。あと10インチだと大き目の丸どりが入らないことがあるので、買うなら12インチがいい。最近では高価だがメンテナンスが容易なステンレス製のものが出ているのでそちらを選ぼう。
- 丸どりが余裕で入る12インチ
- 鋳造に比べ壊れにくプレス成型
- メンテナンス容易なステンレス製
一生使うつもりで買うならコレ。いらなくなっても高額で売れるので失敗しても金銭的ダメージは少ない。
リフター
ダッヂオーブンを持ち上げたりフタを開く道具。ダッヂオーブンは調理中全体が高温になるので素手で取り扱えない。勢いで買ってしまったが耐熱グローブでも問題ない。雰囲気が欲しい場合は買ってもいいだろう。
耐熱グローブ
今はコスパ製品が出ているのでひとつ買っておこうかと思っている。ただしあまり安価なものだと使い物にならない可能性もある。
他には、ワークマンの「牛床革オイル内縫い内綿付き手袋 1双」でもいいかも。
薪や炭を扱うのに手袋は必須なので何でもいいのでひとつ用意する。耐熱と作業用は分けた方がいいかも。
木べら
100円ショップでも売っているのでそれでもいい。木製のへらは耐久性がないので安価なものを選択。雰囲気を出すためだけに準備。とりあえず家にあるやつでもいいか。
木製おたま
雰囲気を楽しむだけ。家から金属のおたまを持っていこう。
焚き火台
直火は景観を損ねるので焚き火台を使う予定。この定番のコスパ焚き火台が欲しい。
トライポッド
トライポッドを使った調理が目的なのでほしい。トライポッド選びについては後述する。
調理器具
手軽にやりたいので今回はなし。事前に下ごしらえしていく。
薪
近所のホームセンターで調達。
トライポッド一覧
ざっくりと気になるトライポッドをまとめてみた。
№ | メーカー | 品名 | 定価 | 総重量(約) | サイズ(約) | 耐荷重(約) | 主素材 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロゴス | アイアンクワトロハイポッド | ¥9,900(税別) | 5.2kg | 98×98×175cm | 100kg | スチール | 4本 |
2 | ロゴス | アイアンクワトロポッド | ¥8,100(税別) | 4.2kg | 70×70×133.5cm | 200kg | スチール | 4本 |
3 | ロゴス | 六角囲炉裏トライポッド | ¥7,200(税別) | 3.3kg | 80×66×135.5cm | 100kg | スチール | 3本 |
4 | キャプテンスタッグ | UG-10 トライン 焚き火三脚 | ¥9,000 | 2.4kg | 幅700×奥行600×高さ1,435mm | 20kg | 鉄(クロムめっき) | 3本 |
5 | キャプテンスタッグ | UG-9 CSブラックラベル 焚火三脚 | ¥5,200 | 2.4kg | 幅700×奥行600×高さ1,435mm | 20kg | 鉄(焼付塗装) | 3本 |
6 | コールマン | ファイアープレイススタンド | ¥7,980(税込) | 3.2kg | 78×78×140(h)cm | 20kg | スチール | 4本 |
7 | camping moon | トライポッド L 4段折り MS-105-BRZ | 2,080円(税込) | 0.62Kg | 67.5×67.5x高さ105cm | 15Kg | アルミ・ステンレス | 3本 |
8 | camping moon | トライポッド M MS-080-BRZ | 1,680円(税込) | 0.46Kg | 50x50x高さ80cm | 15Kg | アルミ・ステンレス | 3本 |
9 | camping moon | 焚き火 トライポッド MT-130 | 5,980円(税込) | 2.8kg | 110x110x120cm | 90KG | オールステンレス(SUS304) | 4本 |
ロゴス – アイアンクワトロハイポッド
耐荷重100kgと堅牢。ポイントは他タイプと比べ高さが175cmあるところ。どうしても高さが必要な場合はこれ一択となる。吊るし鍋でここまで高さが必要になることは無いと思う。
メーカー | ロゴス |
---|---|
品名 | アイアンクワトロハイポッド |
定価 | ¥9,900(税別) |
総重量(約) | 5.2kg |
サイズ(約) | 98×98×175cm |
耐荷重(約) | 100kg |
主素材 | スチール |
脚 | 4本 |
ロゴス – アイアンクワトロポッド
耐荷重は脅威の200kg。大人がぶら下がっても壊れない。普通に欲しい。以前、知り合いが使っていたのを見たが人がぶら下がれると思えるくらい頑丈だった。
メーカー | ロゴス |
---|---|
品名 | アイアンクワトロポッド |
定価 | ¥8,100(税別) |
総重量(約) | 4.2kg |
サイズ(約) | 70×70×133.5cm |
耐荷重(約) | 200kg |
主素材 | スチール |
脚 | 4本 |
ロゴス – 六角囲炉裏トライポッド
こちらはアイアンクワトロポッドの3本脚バージョン。実は3本脚の方が設営が簡単だったりする。4本脚だとすべての接地面を調整しないとグラついてしまう。
メーカー | ロゴス |
---|---|
品名 | 六角囲炉裏トライポッド |
定価 | ¥7,200(税別) |
総重量(約) | 3.3kg |
サイズ(約) | 80×66×135.5cm |
耐荷重(約) | 100kg |
主素材 | スチール |
脚 | 3本 |
キャプテンスタッグ – UG-10 トライン 焚き火三脚
耐荷重20kgあるのでダッヂオーブンも何とか行ける。
メーカー | キャプテンスタッグ |
---|---|
品名 | UG-10 トライン 焚き火三脚 |
定価 | ¥9,000 |
総重量(約) | 2.4kg |
サイズ(約) | 幅700×奥行600×高さ1,435mm |
耐荷重(約) | 20kg |
主素材 | 鉄(クロムめっき) |
脚 | 3本 |
キャプテンスタッグ – UG-9 CSブラックラベル 焚火三脚
UG-10とは塗装の違いだろうか。
メーカー | キャプテンスタッグ |
---|---|
品名 | UG-9 CSブラックラベル 焚火三脚 |
定価 | ¥5,200 |
総重量(約) | 2.4kg |
サイズ(約) | 幅700×奥行600×高さ1,435mm |
耐荷重(約) | 20kg |
主素材 | 鉄(焼付塗装) |
脚 | 3本 |
コールマン – ファイアープレイススタンド
耐荷重は20kgだが脚をペグで固定することができる。
メーカー | コールマン |
---|---|
品名 | ファイアープレイススタンド |
定価 | ¥7,980(税込) |
総重量(約) | 3.2kg |
サイズ(約) | 78×78×140(h)cm |
耐荷重(約) | 20kg |
主素材 | スチール |
脚 | 4本 |
camping moon – トライポッド L 4段折り MS-105-BRZ
0.62Kgと超軽量。コスパもよくアルミ・ステンレス製。大き目のダッヂオーブンだと耐荷重が心配。
メーカー | camping moon |
---|---|
品名 | トライポッド L 4段折り MS-105-BRZ |
定価 | 2,080円(税込) |
総重量(約) | 0.62Kg |
サイズ(約) | 67.5×67.5x高さ105cm |
耐荷重(約) | 15Kg |
主素材 | アルミ・ステンレス |
脚 | 3本 |
camping moon – トライポッド M MS-080-BRZ
重量が0.46KgとMS-105-BRZよりさらに軽量。荷物を少なくしたい場合によさそうだ。
メーカー | camping moon |
---|---|
品名 | トライポッド M MS-080-BRZ |
定価 | 1,680円(税込) |
総重量(約) | 0.46Kg |
サイズ(約) | 50x50x高さ80cm |
耐荷重(約) | 15Kg |
主素材 | アルミ・ステンレス |
脚 | 3本 |
camping moon – 焚き火 トライポッド MT-130
耐荷重90kgで大き目のダッヂオーブンでも安心。しかもオールステンレス。欲しい。
メーカー | camping moon |
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品名 | 焚き火 トライポッド MT-130 |
定価 | 5,980円(税込) |
総重量(約) | 2.8kg |
サイズ(約) | 110x110x120cm |
耐荷重(約) | 90KG |
主素材 | オールステンレス(SUS304) |
脚 | 4本 |
トライポッド選び
ダッヂオーブンを吊るすので耐荷重が多いタイプを選びたい。
ダッヂオーブンの重量
今回使用するダッヂオーブンの重量は約5kgで中身を入れたら約10kgだろうか。
重量 約5.8kg
満水容量 約5.0L
耐荷重
今回ピックアップしたトライポッドの耐荷重は15~200kg。耐荷重15kgで10kgのダッヂオーブンを吊るすのはちょっと怖い。シンプルな構造で長く使えそうなので出来るだけ丈夫なものを選びたい。となると、ロゴスかcamping moonの二択となる。
価格
高くても1万円以下なので気にせず良いものを選びたい。
素材
素材は鉄かステンレスのどちから。できればさびにくいステンレスを選びたい。
最終選考
ロゴスは3種類あるが4本脚のこのタイプが無難。価格はcamping moonが優勢。堅牢さはロゴスの圧勝。素材はステンレスがいいかな。
メーカー | ロゴス | camping moon |
---|---|---|
品名 | アイアンクワトロポッド | 焚き火 トライポッド MT-130 |
定価 | ¥8,100(税別) | 5,980円(税込) |
総重量(約) | 4.2kg | 2.8kg |
サイズ(約) | 70×70×133.5cm | 110x110x120cm |
耐荷重(約) | 200kg | 90KG |
主素材 | スチール | オールステンレス(SUS304) |
脚 | 4本 | 4本 |
どちらか非常に迷うところ。どちらでも後悔しないと思うが、最終的にステンレスかつ軽量なMT-130を選択。実際に購入したのでしばらく使い込んだらレビュー記事で紹介したい。
まとめ
トライポッドが本当に必要なのかと言われるとちょっと怪しい。焚き火台の上にダッヂオーブンスタンドを乗せればそれで済んでしまう。実用性はどうかわからないが焚き火を囲んで料理を作る雰囲気が重要。「焚き火」+「料理」となるとトライポッドは必須だろう。あとは焚き火台を準備したらさっそっく実地テストに移行したい。
- ダッヂオーブンを吊るすなら耐荷重20kgを超えるものを選びたい
- シンプルな構造で長持ちするので多少高くてもよい
- 可搬性よりも耐久性を重視し重量は無視する
自宅で溶接できるなら自作するのもアリかもしれません。