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WordPressをはじめて使う人向けに特徴をまとめてみた。WordPreeは低予算で素早くWeb集客サイトが作れる優秀なシステムである。テーマテンプレートと呼ばれる機能を使って本格的な見た目にすることもできるため幅広いサイトで使うことができオープンソースなので基本無料で利用することができる。
仕様などは2019年6月のもので最新情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
WordPress バージョン 5.2.1
目次
WordPressとは
簡単に言うとブログを書くためのソフトウェアである。ホームページと異なり記事の管理に特化しておりコンテンツ管理システム(CMS)と呼ばれている。
WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。単なるブログではなくコンテンツ管理システム (CMS) としてもしばしば利用されている。b2/cafelogというソフトウェアのフォーク(後継)として開発、2003年5月27日に初版がリリースされた[4]。GNU General Public License (GPL) の下で配布されている。
引用:WordPress – Wikipedia
知らない人もいると思うので言っておくが「ブログ=WordPress」と言うくらい一般的ものである。ブログだけでなくウェブサイトの33.4%にWordPressが使われている。ブログをはじめるなら利用者の多いWordPressを使うのが無難。
WordPress now powers over 1/3rd of the top 10 million sites on the web according to W3Techs. Our market share has been growing steadily over the last few years, going from 29.9% just one year ago to 33.4% now. We are, of course, quite proud of these numbers!
引用:News – One-third of the web! – WordPress.org
WordPressに向いているサイト
WordPressを1年以上使って思ったことをまとめてみた。
20年以上IT業界にいるがWordPressなどほとんど聞いたことが無かった。派遣時代から大企業でしか働いたことがないので中小規模のサイトをまったく知らない。経験したほとんどがフレームワークを使ったフルスクラッチの構築。大規模や企業向けサイトでWordPressは選択肢にも入らないのだろう。大規模サイトや大きなリスクのあるでWordPressを利用するのは現実的でない。
実際に使ってみてわかったのは何といっても手軽さ。小規模のWeb集客サイトであればフルスクラッチと比べあり得ないくらいの予算とスピードで構築できてしまう。中小企業のインバウンドマーケティングツールとしては最強ではないだろうか。低予算でスピードを要求されるベンチャー企業などにも役立つと思う。WordPressのキモは「素早さ」、「安さ」、「手軽さ」。
WordPressに向いている | WordPressに向いていない |
---|---|
・サイト構築の予算が限られている ・サイトデザインと記事を分業したい ・サイト構築の専門知識がない ・コミュニケーションを取りたい ・短期間で構築したい ・数多くのコンテンツを管理したい ・Webを使って集客したい ・鮮度の高い情報を発信したい ・複雑な画面構成を必要としない ・低予算で機能拡張したい |
・大規模なシステム ・更新頻度が少ない ・凝ったデザインや構成にしたい ・高いセキュリティを要求される ・手厚いサポートが必要 ・複雑な機能を必要とする |
今になって思うのだがWordPressで作るサイトはコストパフォーマンスがかなり良い。チェーン店の牛丼みたいだがWordPressは早くて安くてうまいのだ。セキュリティの心配やサポートがないなどのリスクはあるが幅広い用途で使える。
- 素早さ
- 安さ
- 手軽さ
大規模や特殊なサイトを除くほとんどに使える。
WordPressに向いているサイト | WordPressに向いていないサイト |
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・ブログ ・アフィリエイト ・Web集客 |
・会社ホームページ ・会員登録サイト ・大規模メディア |
向いているサイト
もともとブログ用のシステムなので中小規模でブログを運営するならWordPressの一択だろう。見込み客を集めるアフィリエイトにも有効。一番向いていると思うのがWeb集客である。中小企業のインバウンドマーケティング(ユーザーにサービスを見つけてもらう)にはもってこい。集客に困っているならWordPressを使ってWeb集客サイトを構築するのがおすすめ。
向いていないサイト
ほとんど更新がない会社のホームページなどはわざわざ使う必要はなさそう。ただしWordPressをコーポレートサイトに使用している企業もあるようなので一概に向いてないとは言えない。たくさんの個人情報を取り扱う会員制サイトなどはリスクが高いでのやめておいた方がよいだろう。オープンソースなのでちょっと大規模メディアに使うのは怖い。会社員時代にオープンソースのリスクは嫌と言うほど体験してきたのでリスクのあるサイトでは使いたくない。
WordPressの特徴
筆者のイメージだと時系列にコンテンツ(記事)を管理するホームページ作成ツール。ブログなので基本は時系列だがカテゴリーやタグを使って階層的に管理することもできる。
- テーマテンプレートでサイトの体裁を変えられる
- 豊富なプラグインによってさまざまな機能が使える
- 技術的な情報が多くネット調べればほとんど解決する
- サイトを段階的に発展させやすい
テーマテンプレートでサイトの体裁を変えられる
WordPressはテーマテンプレートと呼ばれる機能を使ってサイトの体裁を簡単に変えることができる。有料のテンプレートを使えばかなり本格的なサイトを作ることもできる。テーマの設定によってはブログと言うよりもホームページに近いようなレイアウトにすることも可能。
有料テンプレートはデザインの良いものがおおくおすすめである。テーマテンプレート選びについてはこちら。
ワードプレステーマテンプレート選び~初心者は複数サイトで使えるSANGOがおすすめ~
豊富なプラグインによってさまざまな機能が使える
WordPressはプラグインと呼ばれる仕組みで機能を拡張することができる。しかもほとんどのプラグインが無料で公開されており機能に困ることはない。細かい体裁などはCSSで簡単な処理はPHPを使って自分でカスタマイズすることもできる。
特におすすめできるプラグインはこちら。
技術的な情報が多くネット調べればほとんど解決する
ブログ向けのシステムなので使い方などがネットであふれかえっている。WordPressのトラブルはネットで調べればほとんどが解決する。万が一解決しない場合は自分で解決して情報を公開すればアクセスが稼げて一石二鳥。
初心者で心配と言う人は体系的に学べる書籍がおすすめ。筆者もできるシリーズを購入してWordPressを勉強した。手順が細かく書かれているので超初心者でも安心できる。パソコンに慣れている人は書籍ではなくネットの情報だけで十分である。
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サイトを段階的に発展させやすい
WordPressの良いところは書籍と違って情報を小出しにできるところ。コンテンツ管理が得意なシステムなのでうまく情報を小出しにすることができる。サイトを早い段階でリリースできるため様子を見ながら方向性を検討することも可能。俊敏で小回りの利くサイト運営ができる。
WordPressの構成
ざっくり言うとサイト構築に使う情報を上手いこと管理してくれるシステム。内部ではデータベースなど使われているが基本は管理画面から操作するだけなのでデータベースの知識は基本的に必要ない。ただし画面の体裁を管理するCSSと呼ばれるプロブラムの知識はあると便利である。
*イメージはWordPressの雰囲気を伝えるもので実際の構成と必ずしも一致するものではありません。
WordPressがあれば特殊なプログラミングの知識が無くてもブロブサイトを簡単に構築できる。コンテンツを管理する機能があり見た目や記事の構成などを管理画面から変更できる。ほとんどが画面操作(GUI)なのでパソコンが操作できる程度の知識があれば問題ない。
WordPressで作成したコンテンツは基本的にサーバーに保存される。サーバーに情報が記録されるため専用のPCを必要としないがインターネットへの接続が必要となる。
まとめ
約1年半WordPressを使ってみたがかなり良いシステムだと思う。俊敏にサイト構築ができてコスパがいいのだ。有料のテンプレートを使えばかなり見栄えも良くなるしプラグインを使って色々な機能も無料で使える。ブログ、アフィリエイト、小規模Web集客するならまよわずWordPressを使ってよいだろう。
- 素早く安く手軽にサイト構築ができる
- 中小企業のWeb集客に使える
- 情報が多く困ることが少ない