陰キャが陽キャフェスに参加した昔ばなし～開放的な雰囲気の野外フェスはDJが作る魔法の空間では陰キャもアゲる～

なんとなく思い出した昔ばなし。筆者はガチの陰キャで、20年間サラリーマンをして人の管理もしてきたが相当なコミュ障である。そんな筆者が当時好きだったケミカル・ブラザーズが出演する野外フェスに行った時の昔ばなし。そのイベントはBIG BEACH FESTIVAL ’12でいまから10年以上前の話である。

陽キャフェスに参加

可能な限り家でじっとしていたい。

ケミカル・ブラザーズ

ダンス系の音楽はほとんど聞かなかったのだがサーフィンのビデオで使われていて何となく好きになってハマった。ジャンルとしてはブレイクビーツと呼ばれるものでダンスミュージック初心者には入りやすい感じだった。当時勢いでハイエースにサブウハーまで取り付けてしまった。

ケミカル・ブラザーズ (英: The Chemical Brothers)は、イギリスの電子音楽系の音楽ユニット。1989年に結成。デビュー以来、ロックとダンス・ミュージックを繋ぐ架け橋としての役割を大きく担ってきたパイオニアであり、斬新なビート・センスと先進的なトラック・メイクで数多くのヒット作を世に送り出し、ダンス系ミュージシャンとしては異例の好セールスを記録。今やダンス・ミュージック界を代表するデュオでありながら、ライヴなどの活動も精力的にこなしている。

引用：ケミカル・ブラザーズ – Wikipedia

妻は陽キャ

陰キャな筆者とは対照的に妻はガチの陽キャ勢である。東京生まれ東京育ちでひとりでディスコクラブへ夜中に行ってしまうタイプ。

妻「おっ今度ケミカルくるぞっ。」

ふない「えっ行っても大丈夫なの？（モジモジ）」

妻「よしいくぞっ！！」

ふない「（ドキドキ）」

こんな巨大なフェスは田舎者の筆者にどんなものか想像できない。

BIG BEACH FESTIVAL ’12

場所が幕張海浜公園なのでとにかく広い。レッドブルのフライトパフォーマンスやったりと規模がデカすぎて意味が分からない。

ビッグビーチフェスティバル（英: BIG BEACH FESTIVAL）は、2009年から2013年まで6月上旬に開催されていた日本最大級のビーチフェスティバルである。
2009年より開催されており、2009年と2011年、2013年のヘッドライナーがファットボーイ・スリム、2010年にはヘッドライナーにTHE CHEMICAL BROTHERSが出演している。2012年には再びTHE CHEMICAL BROTHERSが出演している。

引用：ビッグビーチフェスティバル – Wikipedia

セキュリティチェック

初の巨大野外フェス。入口から度肝を抜かれる。筋肉モリモリの外国人が手荷物検査をしている。たしか安全のためペットボトルや液体の持ち込みはNGだったハズ。みんな何を持ち込もうとしてんの！？

※写真はイメージです。

タトゥー率が高い

6月で気温も高く半袖の人が多いのだが参加者のタトゥー率が非常に高い。サーフィンやっているので回りにタトゥーや入れ墨の入った知り合いが多くそれほど抵抗はないが正直怖い。警備担当のイベントスタッフも手首までがっつり入れ墨が入っていてマッチョと見た目のイカツさがパない。

目が逝っている人が多い

メインステージの混雑に割り込んで入っていくと「目がイッてる人が多い」寄っている感じではなく様子がおかしい。なんかヤバイとこ来ちゃったなって感じ。コケティッシュな若く美人のお姉さん達も気持ちよさそうにぶっ飛んでいる。仮設トイレに行ったときに出てくる人たちがフラフラしていたが一体中で何をしてるのだろうか？

メインステージ

せっかくということで混雑をぬってメインステージのスピーカー前まで行ってみた。音圧が超絶すごい。空腹で行ったらちょっと気持ち悪くなってしまうくらい重低音が響き渡る。

盛り上がる

まぁ楽しい。DJがすごいのかわからないがとにかく盛り上がる。陰キャの筆者ですらハッスルしてしまった。

ケミカルがトリなのでそれまで色々なDJが出てくるのだがどれも最高に盛り上がっていた。

外人に突き飛ばされる

メインステージの前方に行くときにラリッたアジア人のお姉さんと白人の近くを通った時の出来事。

白人「ファッ〇ン、〇ャップ！！」

ふない「っ！？ま、いっか。」

はじめは何が起こったのかわからなかったが突き飛ばされたらしい。白人の方を見るとこちらを気にせず盛り上がっている。こちらも盛り上がっていたので気にせずスルーしたのだが後で考えたらひどいなと・・・。

まとめ

陽キャの集まる野外イベントなど怖くて行けなかったが行ったら意外にも楽しかった。楽しかったというより超絶楽しかった。夜のメインステージは大盛り上がりで花火上がったりとで終始大興奮。こういうの苦手な人もいると思うけど、陰キャでも十分に楽しめる可能性があるのでチャレンジしてみてはいかがだろうか。

会場をあそこまで盛り上げられるDJってすごいと思います。