この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
何を血迷ったか液タブを購入した。ペイントツールを調べているとクリスタと呼ばれるCLIP STUDIO PAINT一択。多機能で難しそうだが利用者が多くノウハウが多く公開されているのでこれに決定。初液タブで恐る恐る使って見ると線がまったく描けない。色々調べてみたがどうにも解決しない。結論としては液タブの設定が問題であった。初心者に向けて筆者の失敗パターンを紹介したい。
目次
スタイラスペンで線が描けない
液タブで線が描けない原因はいくつかあるが、特に初心者が陥りがちな例を紹介する。
スタイラスペンの位置がずれいている
スタイラスペンを液晶に近づけてもカーソルが出てこない。マウスでは問題なく描画できるがスタイラスペンだとまったく描けない。何度か繰り返すと一瞬反応がある。スタイラスペンを液タブの一番左にすると画面の右からカーソルがでてきた。
どうやらスタイラスペンの位置が1画面ずれていてカーソルが画面の外で見えなかったのだ。ネットで調べてもこのパターンは出てこない。ほんとに気づいてよかった。
これは液タブとスタイラスペンの位置を調整するキャリブレーションと呼ばれる機能で解決することができる。初期設定でここまでズレがあるか解らないが問題が解決しない場合はキャリブレーションを試してみよう。
スタイラスペンと液タブの位置を調整するキャリブレーションと呼ばれる機能を実行する。
消しゴムで書こうとしている
位置調整が終わっていざ線を描こうと思ったらまったく描けない。マウスでは書けるのにスタイラスペンだとまったく線を描くことができない。ペンの色や種類を変えるがまったく反応なし。何度か繰り返していると突然線が書けるようになった。
原因はスタイラスペンについている消しゴムボタン。このボタンを押すとペンが消しゴム機能に切り替わる。
このスタイラスペンのボタンで切り替えた消しゴム機能がかなりの曲者。機能パネルから消しゴム機能を選択すると画面で消しゴム機能に切り換わったのがわかる。一方ペンで切り替えた消しゴム機能はクリスタの機能パネルの表示が切り換わらない。見た目上ペンになっているにもかかわらず消しゴムとして機能するため非常に勘違いしやすいのだ。
初心者はスタイラスペンの消しゴム機能にハマるのではないだろうか?線が描けない場合はスタイラスペンが消しゴムモードになっている可能性があるのでペンのボタンを押して再度確認してみよう。
スタイラスペンに設定されている消しゴムボタンを押す。
白で書いている
白地に白色で描画とかアホかと思うが筆者はハマってしまった。なんでこんなことが起きるかというと原因はスタイラスペンに設定された右クリックボタン機能。
デフォルトで右クリックに設定されているこのボタンはスポイトとして機能する。スポイトはクリックした位置の色をパレットに設定する機能。何気なく触ると白が設定されるわけだ。
知らないうちにペンの色が白に切り替わり線が描けない状態になっていた。ペンカラーを確認後に間違ってスポイト機能を使ってしまうと白で書いていることになかなか気づかない。
もう一度ペンの色を確認する。
まとめ
スタイラスペンの消しゴム機能にハマる初心者は多いのではないだろうか?初期設定でスタイラスペンが1画面以上ずれいてるとか初めて使う人は絶対に気づかない。もし線が引けないようなことがあったらスタイラスペンのボタンとキャリブレーションを確認しましょう。
どうしても線が描けない場合は初期不良の可能性もあるので早めにメーカーサポートに連絡すること。クリスタへの問い合わせも可能なのでダメならここにも問い合わせする。
- 液タブメーカーのサポートに問い合わせする
- クリスタのサポートに問い合わせする