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長野へ行く用事があり雪道対応が必要でスタッドレスと迷ったがタイヤチェーンを準備した。心配なので装着練習をしたのだが想像以上に難しい。製品レビューを見ると簡単に装着できそうな感じであったが思ったのと違う。初回装着を本番でやっていたらと思うと恐ろしい限りである。基本的にタイヤチェーンの装着練習は必須だと思っていい。可能なら2回くらい練習しておきたい。装着と脱着の両方にちょっとクセがありポイントを間違えるとまったくできない。
雪道対応についてはこちら。
たまに行くレジャーで雪道どうする?~スタッドレスタイヤ、金属タイヤチェーン、非金属タイヤチェーンどれがいいのか~
価格や仕様などは2021年12月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
購入したタイヤチェーン
使用頻度が低い物なのでネット購入処理オークションやフリマの方がお得かも。
バイアスロン
タイヤチェーンは大きく分けて金属性と非金属性の二種類がある。今回は非金属性のチェーンを購入した。価格はピンキリだが日本製の一番高いヤツを選択。2022年3月現在で価格は約26,000円。さすがに高すぎたのでメルカリとヤフオクを物色。未使用品をヤフオクで14,000円で入手。新品をショップで買うのはちょっと厳しいので色々探してみた方がよさそう。
ヤフオクだが未使用品なのですべてそろっている。汚れも一切ない。
付属品
DVDが付属しているがYoutubeでも問題ない。
袖付きの軍手が付属しているが防水ではないのでちょっと厳しいが無いより100倍まし。
装着手順確認
DVDもあるが紙の説明書だけで問題なかった。色々とコツがいるのだが読んでもわからない。
動画でポイントを確認できるのだが自分でやってみないとわからないことも多い。
装着手順
詳しい取り付け手順はこちら。
1. バイアスロンの回し込み
タイヤチェーンをタイヤの後ろに回し込むのだがこの作業が想像以上に難しい。
- スパイク面の上にして回し込む
- 平坦な路面でないと作業が難しい
- 路面が悪いと作業中にひざなどが泥だらけになる
この工程は練習しておきたい。
2. スパイクが外側を向くように、タイヤに沿って持ち上げる
ジョイントが届くようにチェーンを持ち上げるのだがこの工程も難しい。タイヤハウスにチェーンがひっかかって中々持ち上げることができない。コンディションの悪い条件で長時間この作業は非常にツライ。この工程も練習したい。
- チェーンが引っかからないようにうまく持ち上げる
- スパイク面が外側になるようにここでひっくり返す
- 泥だらけになるので手袋は必須
3. 裏側接続部の接続
届く距離にあれば問題なく接続できる。向きさえ間違えなければ大丈夫。
- 引き上げできれば難しくない
- ジョイント部の向きは決まっている
- ジョイントのロックは外側に引き出し解除
4. 落とし込み・上側フックの接続
外側のフック上側を取り付ける。スパイク面が外側に向いていれば大丈夫。
5. 下側フックの接続
下側のフックを接続するのだが普通にやったら届かない。タイヤチェーンが均等に巻き付いていないとダメ。このタイミングでバランスよく巻き付けておかないとロックができない。
このタイミングでタイヤチェーンをバランスよく巻き付けておく。バランスが悪いとロックが出来なくなる。
6. ロック部のロック
ハンドルを使ってロックするのだが固くて回らない。固くてロックできない場合はチェーンの位置を少しづつずらし調整。やはりこの工程も素手では厳しい。
7. 装着完了・確認・テスト走行
今回は練習なのでここまで。本番では駐車スペースがあるところまでテスト走行する。
装着練習をしてわかったこと
舗装された路面で暖かい時間に試した方がいいだろう。
初見での装着は非常に厳しい
一回やってみればポイントがわかるのだが初見での装着は説明書とにらめっこになる。悪条件で何度も説明書を見返すとなるとかなり大変。できれば事前練習と言うレベルではない。よく考えられて作られてはいるが悪条件で初見装着は無謀。最低でも一回は取り付け練習が必要。無理なら最低でもyoutubeで確認。
基本的に装着練習は必須だと思った方がいい。
悪条件では防水で丈夫な手袋が必須
袖付き軍手が付属しているがそれだけではちょっと不安。シャーベット状に濡れた路面では濡れて使い物にならない。可能なら別途手袋を準備しておきたい。
予算を押さえたいなら普通の手袋にゴム手袋を重ね合わせればよい。
手袋は別途準備するのが無難。
悪条件では防寒防汚の服装で
回し込みの時に四つん這いになるため路面が悪いと膝が泥だらけになってしまう。
装着にはスキーウェアなど防水防汚の服装が吉。
まとめ
チェーンの取り付け経験もあるしどちらかと言えば得意な方なのでサクッと装着できると思っていたが甘かった。取り付け説明書をしっかり読み込まないと厳しい。装着手順を事前に確認したにもかかわらずかなり手間取ってしまった。装着場所のコンディションが悪かったらもう最悪だろう。基本的に装着練習は必須と思っていい。あとゴム手袋を事前準備しておくのが無難。服装もスキーウエアなどがないと大変なことになる。舗装された路面なら良いが濡れた場所ではびしょ濡れに。何はともあれ購入したら時間のある時に装着練習しておこう。一回練習するだけで二回目の装着が想像以上に楽になる。
- 初見での装着は非常に厳しい
- 悪条件では防水で丈夫な手袋が必須
- 悪条件では防寒防汚の服装で
手間を考えると緊急時以外は使わない気がします。