色が違うだけで3割以上安い?~Amazonでお得に買うなら色にこだわらずコスパで選ぶ~

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

Amazonでカラーバリエーションのある商品は色ごとに価格が異なることをご存じだろうか。ものによっては3割近く色で価格が違うこともある。これを知っているだけでかなりお得に買い物ができる。色にこだわりが無いのであれば割引率が高いものを選びたい。これはシステムが在庫調整のために価格調整しているのではないかと筆者は考えている。カラーバリエーションのある商品は購入前に色ごとの価格差をチェックしてみてはいかがだろうか。

注意事項

Amazonの価格決定についての意見は筆者の推測です。ご了承ください。

色が違うだけで3割以上安いことがある

以下は2019年12月21日時点のトレッキング用ソックスの価格である。色が「ブラック x ミルクティー」の価格は税込みで1,760円。

色が「ネイビー / ブルー」の価格は1,244円。

「ネイビー x ブルー」の方が約3割安くなっている。

販売価格
ブラック x ミルクティー ¥1,760
ネイビー x ブルー ¥1,244

冬に使うソックスなので外からはほとんど見えないので色はそれほど気にならない。それにどちらかと言えばネイビーの方が欲しかったので好都合である。となりの色を選択するだけで500円もお得になってしまう。カラバリエーションのある商品は色ごとに価格チェックした方がよさそうだ。

色違いで価格が違ったもの

筆者が覚えている範囲で「色」で価格が違った商品をあげる。

色で価格の違った商品
  • トレッキングシューズ
  • プールバッグ
  • マウス
  • ガストーチ

トレッキングシューズ

今でもはっきりと覚えている。足に合わないので2回ほどつかってヤフオクにだしたのだが購入した金額に近い価格で売れた。筆者はブラウンを選んだが他の色よりも3割近く安かった。特に色にこだわりが無かったので一番安いものを選択。色にこだわりを持たないことでお得に買い物ができる。

プールバッグ

これも覚えている。スピードのプールバッグの「ブラック x ブルー」が他よりもダントツ安かった。水着の色は気にしていたがプールバッグの色など全く気にならない。この頃から必ず一番安い色をチェックするようになった。色を変えるだけで2~3割安くなるとは驚きである。

マウス

人気の無線マウスで色展開が黒、白、赤。筆者は黒で統一しているのでここは何としても黒をチョイスしたい。色ごとの価格を確認すると黒が他に比べ3割近く安くなっている。万が一黒が一番高かった場合ちょっと悩ましい展開になっていた。手元に置くマウスは色にこだわりたい気もする。無理して割安カラーを選んで失敗することもありそうだ。

ガストーチ

アウトドアに使うカセットボンベ用のガストーチ。以前購入したものが故障したので最近購入した。色は黒、白、グレーの3色展開。固い順に並べると、グレー、黒、白であった。本当は「黒」が良かったが一番安い「白」を購入。安全に使えれば色は関係ない。見栄え重視のオサレキャンパーには色選びが重要かもしれない。

なぜ色で価格が違うのか

色による価格の違いはAmazonのシステムが価格を最適化しているためであると筆者は考えている。

Amazonの価格変動についてはこちら。

Amazonの商品価格変動~プラグインで価格推移をチェックし購入タイミングを見極める~

色の違いで在庫を調整

衣料品店などで人気の色やサイズが先になるなるのはよくあること。この偏りを無くすためにシステムで価格調整をすることは可能。要するに色にこだわりの無いユーザーに割引した不人気色を選ばせればいいのだ。色にこだわらないユーザーが安く購入できるので誰も損をしない。販売店も色にこだわるユーザーの機会損失を防ぐことができる。

在庫の調整

販売時点での在庫調整は最後の手段。本来であれば過去データから販売予測をし生産計画を立てる。トレンド色など決まっているのである程度予測がつくはず。ただ、販売時に何等かの理由で人気色が偏ってしまった場合はこのような値引きによる調整が有効になりそうだ。

色によって価格が変わらない商品

色で価格に違いがあるか過去に購入した商品をいくつか調べてみた。いくつかの傾向があると思われるのでまとめる。

色で価格が変わらない商品の傾向
  • ロングセラーの定番商品
  • 高額商品
  • 色が意味をなさない

ロングセラーの定番商品

以前購入したオフィスチェアは色で価格差がなかった。この商品はロングセラーモデルで2013年から取り扱いがある。このようにロングセラー商品は在庫が腐ることもないので色の違いで安く売る必要がない。しかも長期間販売しているので色ごとの売り上げ予測の精度が高く品切れを起こしにくい。ロングセラーモデルの場合は色でお得に買うのは難しいそうだ。

オフィスチェアレビュー~プラス Presea(プリセア) KC-K66SL ローバック~

高額商品

衣料品の色で多少の価格差はあるが数万円の高額商品で3割近い差異は見受けられなかった。高額商品の場合は差額が大きくなるので色での価格差は付けにくいと筆者は予想している。在庫が色で偏らないようにメーカー側もある程度予想して生産しているのでそこまで値引きが必要にならないのではないだろうか。

色が意味をなさない

使用時に目につく商品であれば色が重要だが目につかないものであれば色が意味をなさない。例えば見えない場所で使うことが多いコンセントタップなどは色など関係ない。内部に使用するSDカードなどのPCパーツは色に意味がないのでそもそもカラーバリエーションが存在しない。

まとめ

色ごとの価格設定が色にこだわりの無いユーザーに不人気色を選ばせるための施策だとしたらユーザー側にもAmazonにもメリットが大きい。値引き分の売り上げは下がるが在庫リスクが下がり色にこだわるユーザーの機会損失も防げまさにWin-Winである。AIやビッグデータ活用が進めば価格の自動調整はもっと進化することだろう。何にせよ購入前の色と価格のチェックはお忘れなく。

ポイント
  • 購入する前に色ごとの価格を確認した方がよい
  • 色にこだわりがないなら割引率が高い商品を選択
  • ロングセラー商品などは色で安くならない傾向がある

Amazonで買い物するときは色ごとの価格を確認しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。入力した「コメント」、「名前」、「サイト」は一般公開されます。匿名の場合は「名前」にニックネームを使用してください。