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スマホの通信速度について簡単に調べた。結論を先に言うと「ahamoは高速で安定」、「Rakuten UN-LIMITはやや遅く不安定」である。ただし筆者は2週間ほどRakuten UN-LIMIT使っているが特に問題は発生していない。youtubu動画の視聴や通話も問題なし。しかし、大量のデータをダウンロードするアプリがあった場合はちょっと困るかも。しばらくRakuten UN-LIMITを使って問題があれば別途記事にしたいと思う。ドコモの格安プランahamoは品質が安定しており何の問題もない。料金プランは楽天の方がお得なので利用シーンによって選べばよい。大容量のデータ通信が不要な場合は楽天アンリミットの方が向いていると思う。
本記事の情報は2021年4月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
スマートフォンの通信速度は同じ回線であっても使用する端末、計測タイミング(時間)、計測場所(基地局)によって大きく異なることがあります。そのため本記事で紹介した通信速度は保証されるものではありません。本記事の計測結果はひとつの例として通信キャリア選びの参考としてお使いください。
目次
テスト結果
楽天アンリミットの通信性能がちょっと気になるぞ。
Wi-Fiの接続についての参考記事はこちら。
Wi-Fiどのアクセスポイント(SSID)につなげばいい?~a、aw、g、gw って何?~
端末(AQUOS sense SH-01K)
古い端末なので想像以上に遅い。Wi-Fiもモバイル回線もどちらも速度がでない。ただし10Mbps以上は安定してでるのでyoutubeの視聴などは問題なくできる。
回線(Rakuten UN-LIMIT)
思ったより遅いが何とか下りが10Mbps以上で安定している。youtubeの720p画質がストリーミングで2.3Mbpsなので動画の視聴は問題なさそうだ。
回線(Wi-Fi 802.11n)
この端末は802.11acに対応していないのでWi-Fiであまり速度がでない。最新の端末はこのWi-Fi環境で100Mbpsを余裕で超えてくる。
端末(AQUOS sense3 SH-M12)
上記より新しいAQUOS。ちょっともっさり感あり。
回線(OCNモバイル)
思ったよりスピードがでない。以前計測した時はもう少し速度が出ていた気がする。何度か計測したが楽天MVNOのドコモ回線よりOCNの方が基本的に早かった。
端末(Xperia XZ3)
この端末は通信速度がクッソ速い。
(2024/11/21 18:58:57時点 楽天市場調べ-詳細)
回線(ahamo)
爆速・・・。想像以上に速い。上りもそこそこのスピードが出ているのでデザリングも問題なさそう。
回線(Wi-Fi 802.11ac)
ルーターに近い部屋で測定したらコレ。逆にここまでの回線速度の使い道がわからない。
回線(Wi-Fi 802.11n)
普通に速い。端末の性能が多きく影響していそう。
端末(Redmi Note 9S)
価格の割に良い性能。
回線(楽天MVNO docomo)
旧楽天モバイルのドコモ回線。平均して下り10Mbpsはでていた。アプリのダウンロードの時は遅くて困る。
回線(Wi-Fi 802.11ac)
こちらもそこそこスピードが出ているがエクスペリアの方が速い。
回線(Wi-Fi 802.11n)
周波数2.4 GHzでこの速度が出ているので家のどこにいても快適に使える。
回線(Rakuten UN-LIMIT)
下りで5Mbpsを切ったのは市街地で測定した時。自宅では5~15Mbpsくらいでている。上りが異常に遅いことがあるのでデザリングする場合ちゃんと使えるか心配。
考察
端末によって通信性能が変わるのでエントリーモデルでもスマホは3年くらいで買い替えた方が幸せになれる。
端末と通信速度
最新端末の方が圧倒的に速い。と言うか「Xperia XZ3」の通信性能が良すぎる。液晶の品質も考え次回はXperiaに乗り換えたいほどだ。バッテリーの寿命もあるので3年単位でエントリーモデルを買い替えるのが一番コスパがよさそう。
スマホ端末によって通信速度が大きく異なる。特に新しいかつ高価な端末の方が通信速度が速い傾向にある。
ahamo
格安プランといえどもdocomo回線。普通に速い。これだけ速度が出ていればデザリングでPC作業なども問題なくできそう。料金プランも考えるとahamoへのプラン変更メリットは非常に大きい。
ahamoプラン変更のお話。
ドコモ回線からahamo(アハモ)へのプラン変更手順~手続きが煩雑だが料金を考えたら無理しても乗り換えておきたい~
安定した品質を望むらなahamoがおすすめ。
Rakuten UN-LIMIT
他キャリアの格安プランに比べても楽天モバイルは別格。まぁとにかく安い。気になる通信回線だが予想通り怪しい。場所や時間帯によっては下りで5Mbpsを下回る可能性がある。この回線でデザリングしたらちょっと辛いだろうか。プランの料金メリットは圧倒的なので通信品質を求めないのであれば全然ありだと思う。
大容量データ通信が不要で料金を優先するなら現状Rakuten UN-LIMIT一択である。
まとめ
超格安プランのRakuten UN-LIMITがどこまで使えるか気になるとこであるがお値段通りの品質であった。しかし、この回線を使って何度か動画を見たが特に問題はない。止まることもなく普通に視聴ができている。下りで5~15Mbpsは平均して出ているので普通に使う分にはアンリミットでも問題ないだろう。一方ahamoは天下のdocomo回線で品質が安定している。安定した品質を望むなら間違いなくahamoだろう。
- 古い端末は通信性能悪すぎ
- Xperia XZ3の通信性能が良すぎ
- Rakuten UN-LIMITは遅すぎ
あと、端末によって通信速度が異なるので遅い回線でも端末を変えたら多少改善する可能性もある。高齢の両親は月のデータ通信量が3G未満なので楽天アンリミットに切り替えようかと思っている。アンリミットは3Gまでだと税込み1,078円と他キャリアに比べ圧倒的に安い。通信速度は安定しないもののスマホのライトユーザーは楽天の方がメリットが大きいのではないだろうか。
- 端末の性能で通信速度が大きく異なる
- ahamoプランは通信速度が安定しておりdocomoユーザーは乗り換え必須
- Rakuten UN-LIMIT回線は不安定で遅いが料金メリットがそれを凌駕する
データ通信量が少ない人はアンリミットでもいいかなって気がします。