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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
少し苦労したが新車を良い値引き額で購入することができたので体験談をお伝えする。金額で言うと当初10万円の値引きが最終的に40万円まであげることができた。結論から言うと他県に行くことでこの値引き額が実現した。新車購入を検討している方は参考にしていただきたい。
また、このタイミングで利用した車一括査定サイトでとても嫌な思いをした。調べてみるとかなり悪質なサイトであった。車を高く売却するノウハウも紹介しているので詳しくは以下の記事を参照していただきたい。
目次
車を安くする方法はネットで見つからない
勘の良い人なら気づいているだろうか?車一括査定をおすすめするサイトが異常に多いことを。真実を語っていないサイト多いので十分に注意していただきたい。
必ずおすすめされる車一括査定サイト
新車購入を検討しネットを調べていると「車一括査定サイト」をおすすめするページが多いことに気づかないだろうか?
なんやかんや理由をつけて最終的に車一括査定サイトをおすすめするのもだ。知らない人は「車一括査定サイトを利用すると車を高く売ることができるんだ」と思ってしまう。最終的に買取店が買い取るのだが「車一括査定サイトの中間マージン」があるため普通に買取店に売るよりも安くなってしまう可能性が高い。
なんでユーザーが損する可能性の高いサイトを紹介しているのかといえば「報奨金」目当てなのである。
車一括査定サイトは筆者も利用したがひどい目にあってしまった。後々調べてみると「車一括査定サイト」で車を高く売ることができないことを知り悲しくなった。これから車を買い替えようとしている人は十分に注意していただきたい。
車一括査定サイトの問題点については以下にまとめました。また、車一括査定サイトを利用しないで車を高額売却する方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
ネットの情報や業者などが操作している
ネットで車購入や買取を調べると面白いくらい「車一括査定サイト」を肯定した話が多い。知恵袋を見ていても不自然な質問や回答が多すぎる。ツイッターでも車一括査定サイトを賛美したツイートが多い。たまに体験したユーザーの本音などがあるが業者と思われる情報が多すぎて一般ユーザーの目には届かない。
なぜここまでするのか?それは車一括査定サイトとそれを紹介するサイトがとても儲かるからである。ここで薄々気づくと思うが、そのお金はどこから出てくるのだろうか?車買取業者の負担?それとも車を売却するユーザーの負担?もちろん車一括査定サイトの売り上げは車を売却するユーザーから吸い取られている。
ネットにはユーザーを食い物にする食虫植物のようなサイトが多く存在する。ユーザーのためではなく自分の利益のために商品やサービスをおすすめするサイトには十分注意したい。
新車を安く購入する方法
下取りではなく値引き額で新車を安く購入する方法を紹介する。
新車値引き相場を確認
まずは値引きの相場を知ること。筆者が参考にした値引き相場情報ふたつを紹介する。
価格.comの値引き額口コミ
価格.comの口コミには、「値引き額報告」と「値引きアドバイス」の情報がたくさんでている。筆者が見た限りかなり現実的な価格であった。値引きの目標額などはここを参考にしてよい。ただし、地域や時期により限界値がことなるので注意したい。
ちなみに筆者の購入時は口コミが30~39万で実際には40万円の値引きをしてもらった。こと時は目標金額を超えたのですぐ契約した。
雑誌の値引き参考額
車雑誌にも値引きの目安が掲載されている。この金額も妥当なので十分参考になる。筆者が参考にしたときは38万であった。価格.comの口コミとほぼ同等の金額であった。雑誌と口コミを参考にして値引き目標を設定しよう。
競合させる
かなりベタな手法ではあるが同じクラスの車で競合させ相見積もりをとる。手間であるが古典的な手法である。「ステップワゴン20万円値引きなのでセレナもうちょっといけないですか?」と類似車種で競合させ値引き額を上げる。
ハイエースとレジアスエースの場合はエンブレム以外の違いはないので別車種とは呼べないかもしれない。ノアヴォクは外装の違いだけだが競合車種として十分に使える。
別車種で競わせるときに一番気を付けたいことは本命の車を絶対に知られないこと。どうしてもセレナが欲しいとしても日産の販売員にそのことを口にしてはいけない。やる気がなくなるのでトヨタ、ホンダのディーラーに知られるのもダメ。
別車種で競合させる場合は、本命の車種を絶対にディーラーに言わない。
値引きタイミング
口コミを見ているとどうしても売り上げを上げたい販売店が限界以上の値引き額をしてくることもあるようだ。タイミングさえ合えば目標額を越えることも可能である。
決算期とノルマ
一般的に決算期の3月は安くなると言われている。たまに口コミで見られる限界を超えた値引き額などは決算期などをからめた場合が多いようだった。どうしても安く購入したい場合は「購入タイミング」を調整したい。
筆者の体験であるが月末もねらい目のようだ。筆者がお世話になっていたディーラーでは「今月店舗の目標が足りないので助けてください。いくらでも値引きするんでお願いします。」とかなり強くプッシュされた。結果として別の車種が良かったのでここでは購入したかったが、この店舗が自分の欲しい車種を取り扱っていたら買っていたかもしれない。
月末のノルマ達成などで大幅値引きが出る可能性は高い。思い切って目標金額より高い値引き金額で交渉して行けそうなら月末契約もあり。
モデルチェンジ
当たり前だがモデルチェンジ直後は値引きがかなり厳しい。1年後とくらべると2倍以上違いがある。もし新車を安く買いたいのであれば、モデルチェンジ後の車種は選ばない方がいいい。どうしてもその車種が欲しいのであれば値引き額が上がるまで待つ必要がある。特にフルモデルチェンジ直後は割高になる。
安く買うための必殺技「越境」
地域の販売店には会社が決めた限界値があるため越境することで高い値引き額を実現することができる。
ディーラーの限界
目標値引きを引き出すために競合のディーラーなどをまわったがどうしても値引き額が伸びない。雑誌や価格.comの値引き目標を見ると35~38万円。しかし地元のディーラーでは値引き額が10万円しかなかった。困り果て知り合いのディーラーに相談したところ裏事情を話してくれた。
「この車種は社員が親族割引を使っても最大20万円の割引しかないんです。会社の方針なので他の店舗にいってもこれ以上の値引きはできません。」
同じ系列のディーラーではどこに行っても20万円が限界。ただ、10万円以上値引けないと営業がいっていたのでそこの努力はどうかと思うが・・・。
雑誌や口コミで値引きを調べたとしても地域で値引き額が多きく異なるのだ。結局この系列のディーラーから購入するのをあきらめた。
この10万円までしか値引きしなかったディーラーは非常に態度が悪かった。見積もりを取りにいったときは「めんどくさそうに」対応された。二回目は「早くこの客帰らないかなぁ」みたいな雰囲気がダダ洩れになっていた。
気になって価格.comの口コミを見ていると同じように嫌な思いをした人が多数いた。会社ぐるみで接客がアウトのようだ。二度とこのディーラーに行くことはないだろう。社名はあえて言わないが記事を読めばどの会社かすぐにわかると思う。
かわって40万円値引きのディーラーは神対応。ハンパないおもてなしをしていただいた。金額に関係なくこのディーラーで買いたいと思えた。価格も重要だができるだけ親切に対応してくれるディーラーとお付き合いしたい。
越境して新車を購入
本当にたまたまであった。隣の県に用事がありふと立ち寄ったディーラー。
ふない「車買いたいんですけど全然値引きしてくれないんです。」
他県ディーラー「ふむふむ、どの程度の値引きをお望みですか?」
ふない「40値引きがでたら即決してもいいです。」
他県ディーラー「あっ大丈夫ですよ。」
ふない「はっ?」
他県ディーラー「少し上と話ししてきます。」
・・・。
他県ディーラー「40行けますが、点検パックも一緒にお願いします。」
ふない「OKです。よろしくお願いします。」
車検を除く3年間の車点検のサービスのパック。価格は38,000円で点検時にオイル交換などが無料でついてくる。ディーラーの点検費用を考えれば割安。
と、まぁ10万円の値引きで悩んでいたところいきなり40万円の値引き。都内で苦労したのがアホらしくなってきてしまった。
値引き目標に全然届かないようなら近くの他県のディーラーで相談した方がいい。
違う会社なら値引き額が変わる
同一県内は同じ会社なので別の支店にいっても値引き額が大きくかわることはない。
ハリアーを買おうと思った場合はトヨペット店に限られてしまうので競合する場合は他県に行く必要がある。
プリウスの場合はトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店で取り扱いがあるため同一県内でも競合することができる。
まとめ
雑誌や口コミの値引きは目安として十分使えるので目標を必ず設定しよう。もし目標に全然届かない場合は迷わず別の販売店に相談してください。筆者のように無駄な時間を過ごさないためにも金額が出ない場合は早めに見切りをつけましょう。
- 車一括査定サイトをおすすめするサイトには注意
- 雑誌や口コミの値引き額は目安として使える
- 販売店で値引きの限界が決まっている
- 越境すれば値引き額が大きく上がることがある
40万円の値引きで購入したアルファードがこちら。ナビなどは社外品でできるだけお金をかけないようにしているので参考にしてください。
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下取りを高くしたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。手間はかかりますが車一括査定より高額で売却できると思います。