おもちゃの刀が壊れた~グルーガンで補強して修理前より強度を上げる~

駄菓子屋で買ったおもちゃの刀をグルーガンを使って修理した。結論を言うと思いのほか上手く仕上がった。下地処理を念入りにしたのもあるが縁、鍔、柄の強度が修理前より上がりパワーアップした気がする。強度が上がったので戦いごっこで壊れることもないだろう。

注意事項

グルーガンから出るグルーは高温になるため注意してください。熱に弱いものを接着する場合は破損する可能性があります。

壊れたおもちゃをグルーガンで何とかする

耐久性が必要とされるおもちゃは簡単に直すことができない。

下地処理をすれば強力に接着可能

以前グルーガンの使い方を検証したが下地処理をすればかなり強度が上がる。接着剤と異なり硬化時間がなく凹凸のある面でも接着が可能。

ダイソーのグルーガン~使い方、強度の検証、おもちゃの修理~

グルーガンを使えば補強できる

こどものおもちゃは耐久性が重要。グルーガンは接着と言うよりも造形に近い。隙間の充填もできグルーを余分につければ補強もできる。

多少の軟度もある

グルー自体が硬化してもそれほど硬くならないため柔らかいおもちゃを補修した時に剥離しにくい。おもちゃの刀は柔らかいので接着剤では直すことができない。

補修用の道具

グルーガンを使ったおもちゃ補修で使用する道具。

使用する道具
  • グルーガン
  • グルー
  • 作業台
  • カッターナイフ
  • ヤスリ
  • マスキングテープ

グルーガン

100円ショップのもので問題ない。ちょっとクセがあるので取り扱いは注意。100円ショップだがグルーガン本体は200円。

上を目指すとこんなタイプもある。

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グルー

こちらも100円ショップでよい。グルーは無難な乳白色を使用。

待機中に駄々洩れするので余分に用意しておいた方がよい。

作業台

グルーがダラダラと垂れてくるので汚れても良い場所を準備。グルーガンの先端が高熱になるため燃えやすいものは控える。今回はDIYで余った木材を準備。グルーが垂れるので準備なしで作業するのはおすすめできない。

カッターマットは樹脂製なので熱に注意。

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カッターナイフ

余分なグルーをカットする。細かい部分をカットするので小型が良い。デザインナイフだと刃薄いので厚手のグルーをカットしにくい。

カッターの刃は黒刃がおすすめ。

オルファ替刃の切れ味と耐久性を検証~スピードブレード、特専黒刃、ステンレスなどを比較~ オルファカッターナイフ本体のおすすめ~種類が多すぎてどれを選んでいいかわからない~

ヤスリ

出来れば薄手の紙やすりがよい。細かい部分をサンディングするので薄い方が適している。番手は#400くらい。細かすぎると接着強度が落ちる。

マスキングテープ

サンディング時の傷防止に使用。傷が気にならないのであれば不要。

おもちゃの修理なので幅は15ミリ程度がよい。

補修手順

おもちゃの刀を補修する。駄菓子屋さんで購入した100円のおもちゃの刀。縁内部の留め具が折れてバラバラになってしまっている。柔らかさのある素材のため接着剤での補修は無理と判断した。

補修手順
  1. 補修方法の検討
  2. 下地処理
  3. 縁の取り付け
  4. 縁の仕上げ
  5. 鍔の取り付け
  6. 補修部分の補強
  7. 余分なグルーのカット
  8. 完成、強度確認

1. 補修方法の検討

刀のおもちゃなので荒っぽい使い方が想定される。耐久性を重視して補修する必要がある。素材は柔らかめの樹脂でビニールのようにグニャグニャと曲がる。瞬間接着剤を使うと素材の柔らかさに耐えきれず接着部分が剥離する可能性が高い。接着だけでなく破損部分の補強も必要。このような場合はグルーを使い全体的に補強するのが無難である。

2. 下地処理

接着強度を高めるために一番重要なのは下地処理。以前グルーガンの実験でも説明したが下地処理の有無で接着強度に雲泥の差が出る。今回の刀も補修部分を念入りに下地処理する。今回は#400の紙やすりを使用した。あまり細かい目だと接着強度が落ちるため#1,000以内を使用したい。個人的には見えない場所なら#400がベストと考える。

傷が気になる場合はマスキングテープを使い接着面以外を保護する。

縁の下地処理

紙やすりで接着面すべてをサンディングする。表面に細かい傷がまんべんなくつくまで念入りに処理。

接着面をすべてザラザラにする。溝部分もヤスリを折りたたんで処理。接着面以外の傷が気になる場合はマスキングテープで保護する。

縁の内側をサンディングするのは難しい。紙やすりを折りたたんで無理やり処理した。

断面も接着対象なので入念に処理。

本気で細かい部分を処理したい場合はルーターのやすりビットを使うと良い。

鍔(つば)の下地処理

鍔は組み立て時にグラついていたのでグルーで補強する。補強する部分の周辺を念入りにサンディング。

接着面となる鍔の内側と補強で必要になる場所すべてを処理。この下地処理で接着強度が決まるため念入りに。

3. 縁の取り付け

まずは縁の取り付け。グルーを準備する。

Tips

グルーは使用する直前にハンドルを絞ってグルーが安定的に送り出せるか確認する。グルーの送り出し確認なしで作業すると途中からグルーが出なくなる場合がある。これをやらないと中途半場に出たグルーが固まってしまい正しく接着できなくなってしまう。

グルーは硬化時間が短いのでスピード勝負。接着面と取り付けパーツを確認したら一気に塗布し組み立てる。

はみ出たグルーはあとからカットできるので気にしなくていい。

縁をグルーで取り付けたが接着面に厚みがあり隙間ができてしまった。見栄えは少し悪くなったが強度的には問題ないので気にしない。

4. 縁の仕上げ

カッターを使って余分なグルーをカット。ちょっと隙間ができてしまったが強度に問題はない。接着剤と違いピッタリくっつける必要がないのはグルーのメリットである。

5. 鍔の取り付け

鍔は隙間が多くグラグラしているのでグルーで全体を補強する。

鍔の裏側もたっぷりグルーを付ける。後でカットするので多少はみ出しても

出来るだけ多めに付ける。

6. 補修部分の補強

最後に全体を補強する。

縁に隙間があったのでグルーで穴を埋める。カットするので少し盛り上がる程度に付ける。

縁と柄がグラグラしていたのでグルーで補強。補強する前にヤスリでサンディングをお忘れなく。

鍔の上側も補強用のグルーを付ける。この部分は補強を見越して下地処理しておいた部分。

7. 余分なグルーのカット

余分なグルーをカッターナイフでカットする。サンディングしていない部分はグルーがくっつかないので簡単に取れる。

たくさんはみ出てもカットすればそれなりの見栄えになる。

8. 完成、強度確認

これで修理完了。材料費を考えたらグルーだけなので20円くらいだろうか。

縁、鍔ともにしっかりと固定されているこれなら荒っぽく使っても問題なさそうだ。

グラグラしていた鍔もグルーでかっちり固定できている。

まとめ

袖机の奥に長い事しまってあったおもちゃの刀を一念発起して修理。グルー使えば上手く直せるだろうと思っていたが忙しいを言い訳に放置。真夜中に海外ドラマを見ながら修理したが思ったより楽しかった。グルーの補強が思いのほか強力で子供の荒っぽい遊びにも耐えられる強度に仕上がったと思う。この手のおもちゃはすぐに壊れるので補修時にグルーで補強すると良いかもしれない。

ポイント
  • 柔らかい素材は接着剤よりグルーの方がよい
  • グルーで補強することで強度を上げることができる
  • 下地処理をしっかりすれば強力に接着できる

これで戦いごっこのバリエーションが増えました。

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