この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
気まぐれでシーズニングが必要なスキレットとステーキ皿を購入してしまった。鉄製のダッチオーブンを使っているのでどんだけ手間がかかるかは承知の上だったが、ものすごくめんどくさい。時間もないのでオーブンを使って焼き入れをしたら想像以上に簡単。炭火やカセットコンロより全然楽。温度管理、焼きムラ、安全性、とオーブンでのシーズニングなら苦にならない。オーブンに入らない大型のダッチオーブンは難しいが小型のスキレットなら問題なし。手間がかからないのでシーズニングにはオーブンをおすすめしたい。
価格や仕様などは2021年9月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
シーズニングについての事前調査
動画サイトでいくつかのシーズニング解説を確認した。
Youtubeのシーズニング動画まとめ~オリーブオイルはヨウ素価の低い不乾性油なのでシーズニングに不向き~
筆者の出した結論。
- ヨウ素価の高い乾性油を使用する
- くず野菜炒めは不要
- オーブンで油膜を作る
ヨウ素価の高い乾性油を使用する
ヨウ素価の高い油の方が固まりやすいのでシーズニングに向いている。オリーブオイルは不乾性油と呼ばれ固まりにくい油なのでシーズニングに不向き。今回はヨウ素価の高いえごま油を使用する。
オリーブオイルはヨウ素価が低くシーズニングに向いてない。
くず野菜炒めは不要
過去にダッチオーブンで鉄臭さを消すためにくず野菜炒めをしていた。しかしあまり効果が感じられないのでやらない。ネットでも同様にくず野菜炒めの効果について疑問を呈しているユーザーいた。
オーブンで油膜を作る
カセットコンロので焼き入れをおすすめする動画がほとんどだが微妙。今回初めてオーブンを使ったがキレイに被膜ができた。
シーズニング手順
ニトリの鉄製調理器具をシーズニングする。
ニトリのスキレット。アヒージョを作るのに使っているが小さすぎた。もう少し大きいのがよかった。
ニトリのステーキ皿。ステーキをフライパンで焼くためほとんど出番なし。何のために買ったのかわからない。雰囲気は良いがフライパンと異なり使い買ってが悪い。
※↑類似品
1. 開封直後
説明書に使い方が書いてあるが初心者にはレベルが高い代物だ。
錆止めがコーティングされているためこのままでは使用できない。鉄の調理器具は癖が強く非常に使いにくい。
2. 錆止めの除去
カセットコンロでスキレットを熱し錆止めを焼き切る。Youtubeでプロの料理人がこの方法で錆止めを取っていた。火力が心もとないが大丈夫そう。
スキレットが冷めてからたわしで錆止めを落とす。
錆止めを落とすとこんな感じ。直ぐに使えない調理器具って不便極まりない。
錆止めを落とすと秒で錆びてくる。コンロで熱して水分を飛ばしても空気中の水分で錆びる。みるみる錆びてくる。
3. オイルを塗布
えごま油をスキレットにまんべんなく塗り込む。オーブンで約のでそこ面はあとで塗る。
側面にもオイルを塗って・・・。
4. オーブンで焼き入れ
電気オーブンで焼き入れ。そこそこの大きさがあるのでスキレットとステーキ皿の両方とも入った。
鉄網があればそこ面も焼けると思う。奥行が30cmなので10インチダッチオーブンはギリギリ入らないかも。8インチなら余裕で入る。
温度と時間は適当で220度で2時間。もう少し短くてもいい気がする。次回短い時間で焼き切れるか確認したい。
5. 完成
一応キレイに被膜ができている。これ以上錆びる気配はない。
オイルの塗りムラがあるのであと2回くらい焼いたらキレイに仕上がりそう。
錆錆のマットな状態からテカテカになった。
オーブンでの焼き入れは2、3回やった方がいいようだが今回は面倒だったので1回だけ。カセットコンロよりオーブンの方が安全で楽なのでおすすめ。
まとめ
はじめは七輪で焼き切ろうかと思ったが面倒なので諦めた。今まで何度かシーズニングしたが「オーブンが簡単」。温度管理が楽、焼きムラがでない、安全性も高い、とシーズニングはオーブン一択と言ってもいいのではないだろうか。ただし、大きいダッチオーブンなどは入らない可能性があり。一般家庭のオーブンだと12インチはまずダメだろう。カセットコンロよりもオーブンでやった方が楽だし仕上がりもいいのでおすすめ。
- ヨウ素価の高い乾性油を使用する
- オーブンを使うとオイル塗布後の焼き入れが楽
- 鉄製品の調理器具は初心者に向かない
シーズニングや手入れが苦手な方は購入を再検討しましょう。