メッシュコンテナのフタを自作~フタがあればコンテナをイスやテーブルとしても使える~

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

コスパメッシュコンテナのフタを自作した。もともとメッシュコンテナなのでフタなどない。今回は合板と集成材を使い2パターンのフタを作成。予算を押さえるなら合板でも十分だと思うがとそうした方がよさそう。アウトドアで屋外利用を考えると防水にしておきたい。

注意事項

価格や仕様などは2022年1月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。

メッシュコンテナのフタを自作

コンテナにフタを付けるだけで優秀なアウトドアグッズになる。

1. コスパメッシュコンテナ

アウトドアっぽいカラーリングなので野暮ったくならないのがいい。ブルーシートのダークグリーン版も同じ原理。

グリーンシート~ブルーじゃないおしゃれな色の厚手ブルーシートが豊富なサイズでコスパよし~

詳しくはこちら。

取っ手が持ちやすいコンテナ ダークグリーン~アウトドアでも使える収納の救世主はコスパ最強~

2. 材業

今回は合板と集成材を利用する。コスパなら合板で仕上がり重視なら集成材。無垢材だと反りやすいのでちょっと難しそう。

材料
  • 合板(適量)
  • パイン集成材(適量)
Point

集成材の方が仕上がりが良いが厚みがあるため少し重くなる。

3. 工具

クランプは無くても大丈夫。のこぎりは角丸に使うので必須。

道具
  • ノコギリ
  • 木工用ボンド
  • 鉄やすり(あった方がよい)
  • クランプ(任意)
  • 紙やすり#180、#240
Point

サンディングで仕上がりが変わるので紙やすりは多めに準備する。

4. 塗装用具

基本的に塗装はしておいた方がいい。

塗装用具
  • シーラー
  • ステイン
  • ウレタンニス
  • 刷毛
Point

見た目的に着色はオススメ。シラーは面倒だがやっておいて損はない。

5. 材の準備

合板と集成材はホームセンターで入手。丸鋸等の道具がない場合はホームセンターのカットサービスを使って矩形にカットしておく。大きさはコンテナの丁度のっかるサイズ。ものによって大きさが違うので実寸した方がいい。筆者は362x520mmでカットした。

Point

フタ部分のカットはホームセンターのカットサービスを使った方が良い。

6. 角丸加工

コンテナに合わせてフタの角を加工する。

ここも実寸で加工するのでコンテナを使って型取り。ズレないように固定して鉛筆で墨付け。

ノコであら取りするので直線で墨付け。

ノコで3カットするのでカット前に墨つけ。

精密な加工用にあさり無しを併用。まぁザックリ加工なのでノコなら何でもよい。

created by Rinker
髙儀(Takagi)
¥1,080
(2024/11/20 19:58:16時点 Amazon調べ-詳細)

1回目の加工でここまで削れる。

あさり無しのノコで出っ張った二か所をカット。ほぼほぼ角丸になった。

残りは鉄ヤスリを使って加工する。加工量が多いので鬼目やすりを使う。

こちらが加工後の状態。時間をかければ仕上がりは良くなりそう。今回はここでフィニッシュ。

紙やすりの#240でざっくり仕上げる。

ハンドサンダーがひとつあると便利。

created by Rinker
SK11(エスケー11)
¥1,580
(2024/11/20 22:27:10時点 Amazon調べ-詳細)

7. ストッパー取り付け

フタがズレないようにストッパーを取り付ける。縦横の四カ所に木っ端をボンドで貼り付ける。取り付け位置は非常に微妙。両面テープなどを使って何度か微調整した方がいい。

ズレるとフタが閉まらなかったりガタガタになるのでストッパーは慎重に取り付ける。

Point

ストッパーの位置はずれるグラついたりフタが閉まらなくなるので慎重に。特に短手方向は遊びがあるのでグラグラしやすい。

強度は必要ないので木工用ボンドで十分。ストッパーの大きさはお好みで。

集成材版も同じように作成。

8. 下地処理

塗装前に下地処理する。角が立っているので痛くない程度で面取りする(糸面)。裏面は見えないので表面を重点的にサンディング。#180のあとに#240で仕上げ。ここで手を抜くとステイン塗装で失敗するので入念に。仕上げの後に濡れた雑巾で表面を拭き取りけば立った部分を#240でサンディング(水引)。

Point

この下地処理で塗装の仕上がりが左右される。水引で出来るだけ毛羽立ちを除去する。

9. ステイン塗装

ダークグリーンの雰囲気に合わせるためステインを使って着色する。塗装回数によって色の濃さが変わるのでお好みで要調整。ステインは塗りすぎるとムラになるので染み込んだのを確認してから余分なステインを除去する。表面の凹凸が気になる場合は一度#240でサンディングしてもいい。

Point

ムラにならないように乾燥前に余分なステインを拭き取る。表面があまりにも荒れていたらサンディングしてもいい。

10. シーラー塗装

表面の凹凸を無くすためにサンディングシーラーを使用する。今回は見える表面だけシーラーを使った。シーラーは2、3回くらい上塗りすると仕上がりが良くなる。シーラーは塗装前にサンディングするのだがステインが剥げないように注意したい。

Point

シーラーをサンディングするときにステインを削らないよう注意する。ステインが剥がれるとそこだけ目立ってしまう。

11. ウレタンニス塗装

仕上げにウレタンニスで塗装。サンディングシーラーで下地処理してあるのでざっくり塗るだけで大丈夫。今回は一応二回塗った。

Point

真冬の作業にはご注意。このフタを冬場に作ったのだが塗装の乾燥が遅く大変であった。あまりに乾燥しないので電気ヒーターを使ってガレージを温めて対応した。

ちなみに夏場の暑い日は乾燥が早すぎて失敗するので屋外での塗装は春秋がベスト。

12. 完成

薄い合板の方が軽いので使い買ってが良い。

パイン集成材版

パイン集成材版がこちら。数回使っているので一部塗装が剥げている部分がある。

角部分の塗装がちょっと剥げやすい。もう少し塗膜の強い塗装にした方がよかったかも。比較的荒っぽい使い方をしているのでこんなもんだろうか。

裏面はウレタン塗装1回だけなのでザラッザラになっている。見えない部分なのでまぁいい。

ステインだけだと耐水性がないので裏にもウレタンニスを塗ってある。

合板版

左が合板で右が集成材。合板なのでステインの染み込みにややムラがある。どちらもシーラーで下地処理しているので表面の質感はどちらも同じような感じ。

合板でも悪くない感じ。数が必要ならコスパの良い合板を使ってもいいかもしれない。

こちらは合板の裏面。合板なのでステインのノリが悪い。

まとめ

もうすでに焚き火やピクニックなどでフタが活躍している。テーブルにも椅子にもなるので汎用的で使いまわしが効く。コンテナボックスと違い完全にフラットになるのでテーブルとしてのつかかってはいい。イスとして使う場合はちょっとクッションが必要かも。長時間座る場合は座布団を準備しておくといいだろう。シンプルなフタであるが、コスパの良いコンテナボックスが使いやすくなるのでアウトドアなどにおすすめしたい。

ポイント
  • フタがあるとコンテナをテーブルやイスとして利用できる
  • 材料費1,000円程度でコンテナのフタを作れる
  • ステインで着色すると雰囲気が良くなる

塗装が少し手間かもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。入力した「コメント」、「名前」、「サイト」は一般公開されます。匿名の場合は「名前」にニックネームを使用してください。