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ダイソンV8を購入して半年くらいほとんどメンテナンスしなかったらモーターヘッドに大量のホコリが溜まってしまった。見える部分を細い棒を使って掃除したが限界がある。どうしても気になったので分解して清掃することにした。
取扱説明書に記載されていないレベルの分解を行いますので自己責任でお願いします。一部破損しそうな部品があるので十分注意してください。詳細については記事を参照してください。
ダイソンの分解にはサイズT8のトルクスネジドライバーが必須です。
こちらの記事ではダイソンV8の分解をさらに詳しく説明しています。サイクロン部の内部がかなり汚れているのできになる方はこちらの記事をお読みください。以下の記事ではサイクロン部を分解してい水洗いしています。
ダイソンV8を分解水洗い~モーターヘッドとサイクロン部を分解~
まとめ記事はこちらをご参照ください。
今回分解清掃した掃除機はこちら。
目次
清掃の準備
ダイソンV8の分解にはトルクスネジという星形六角形のドライバーが必要となる。必要なサイズはトルクスのT8。モーターヘッドでプラスの精密ドライバーも使用する。今回分解に使用したドライバー。価格も安く問題なく使用できた。そもそもトルクスネジを使うことがないのでできるだけ安いドライバーセットを選んだ。分解中かなり細かいホコリが舞うのでマスクを着用した方がよい。筆者はホコリを吸い込みのどが痛くなってしまった。
トルクスネジドライバーは100円ショップのダイソーで取り扱いがある。近くにダイソーがある場合はこちらで購入した方がコスト的によさそうだ。何店舗か調べたが取り扱いのある100円ショップは見つからなかった。すぐに欲しい場合は、ホームセンターかネットの方が確実。
- トルクスネジドライバーT8サイズ
- 精密ドライバープラス
- ウェットティッシュ
- 竹串
- ネジ入れ用小箱
- マスク
- パネルはがし
今回使用した精密ドライバーセット。
サイクロン部の分解と清掃
まずは溜まったゴミを捨てる。
ゴミ捨て
細かい粒子のほこりが舞うのでできれば外で作業したい。
ホコリが舞わないように本体を袋にいれて作業する。
レバーを引いてふたを開ける。
金属メッシュの部分に髪の毛がよく絡まる。この掃除が以外に手間がかかる。髪の毛は分解してから効率よく掃除する。
サイクロン部の取り外し
ハンドル側にある赤いボタンを押してサイクロン部を上に引き上げて外す。
サイクロン部の分解
メッシュ部分を本体から引き抜く。ツメで固定されいるのでかなり力がいる。筆者は引っ張ってできた隙間に竹串を刺して取り外した。ツメが外れれば回転させて引き抜くことができる。
この部分はとにかく固いので力を入れて少しづつ上に引き抜く。パネルはがしがあると便利だが割りばしなどでも十分に代用できる。パネルはずしの代用品はハーゲンダッツ用のスプーンがおすすめ。
ノートPCの分解などで使うパネルはがしを自作する~ハーゲンダッツのスプーンで代用~
ここでトルクスネジドライバーの出番。六ケ所のトルクスネジを外す。
ネジは落としてなくし易いので外したら必ず箱などにいれて保管する。
取り外すとこんな感じでホコリが溜まっている。
ウェットティッシュで拭いて清掃完了。このパーツも更に分解できるが時間がないためこの日はここまで。
ここからさらにサイクロン部を分解して清掃することも可能。もっと分解して清掃したい場合は以下の記事を参照。V7とV8はほとんど構造が変わらなにためV7の手順で分解が可能だ。
ダイソンV7を分解清掃~モーターヘッドとサイクロン部を分解~
サイクロン部の組み立て
分解した逆の手順で組み立てる。内側のパーツをトルクスネジで取り付けメッシュカバーを装着。メッシュカバーは隙間が空かないように位置を合わせ強く押し込む。
ゴムパッキン取り外し
ゴミ受けのパッキンを取り外す。目に見える部分なので綺麗にしたい。
取り外しに少し悩んだが力ずくで決着。パッキンを横にひぱって細くなったタイミングで一気に引き抜く。コツはあるが慣れてしまえば楽。これで思う存分綺麗にすることができる。
ゴミ受けのふたも取り外そうと思ったがやめた。構造上力技で外れるがツメが折れたときのリスクが高いため断念。ウェットティッシュと竹串でできるだけ綺麗にする。
取り外した時と同じ要領ではめる。ゴムパッキンを横に引っ張り細くして隙間にねじ込む。思ったより簡単にできるので是非チャレンジしていただきたい。
やや擦り傷が目立つがすっきり綺麗になった。
V7分解時にはふたも外した。ちょっとコツと力がいるがなんとかフタは外せる。
ダイソンV7を分解清掃~モーターヘッドとサイクロン部を分解~
モーターヘッドの分解と清掃
サイクロン部よりこちらの方が汚れがひどかった。三か月ぶりの掃除だが思ったより汚れている。
ブラシの取り外し
まずはコイン使ってブラシを取り外す。ブラシの裏側にあるグレーのねじを回しロックを解除する。
少しわかりにくいがヘッドの脇のカバーをブラシを軸にしてスライドさせる。
ブラシごとずるっと引き抜く。
取り外したブラシは電気配線はないので水洗い可能。しかし今回はウエットティッシュで拭くだけ。
モーターヘッドの分解
トルクスネジドライバーで分解。まずは側面にあるネジを取り外す。
次に小さい方のブラシを固定しているローラーを取り外す。
取り外したローラー。
モーター部分の付け根にある内側のネジを取り外す。
これで側面のカバーが外れる。
配線の間にあるトルクスネジを外す。
下側にある四か所のトルクスネジを外す。
ネジは場所によって長さが違うのでどの部分のネジかわかるようにしておく。側面に取り付けるネジは短い。
取り外した吸引口。
モーターヘッドの清掃
吸入口に汚れがこびりついているので竹串でそぎ落とす。
吸入口だけでこれだけホコリが溜まっていた。
奥まったところの汚れが取れないので更に分解する。ネジ二か所でとまっている。
ここもネジの長さが違うので場所がわかるようにネジを保管する。
分解するとかなり掃除が楽になる。気になる部分を目いっぱい清掃可能だ!!
見える範囲は綺麗になった。
これ以上の分解はできないので、できる範囲で清掃。
モーターヘッドの組み立て
分解した逆の手順で組み立てる。場所によってネジの長さが違うので注意。それほど複雑な作りでないので見た目でなんとかなる。
組み立て完了。ホコリがたくさんとれたので満足感がある。
うーん。スッキリ。
まとめ
トルクスドライバーがあれば簡単に分解できた。メカ好きのお父さんはチャレンジしていただきたい。きっと奥様からの評価も上がるはずである。なにより見えない部分まで綺麗にできてとてもスッキリした。良いストレス解消にもなりそうだ。
ダイソンはトルクスドライバーさえあれば簡単に分解清掃できる。思ったより汚れが溜まっているのでメカ好きなお父さんは是非チャレンジ!!
ヘッドの掃除をするのに参考にさせて頂きました。トルクスドライバーがサイズが合わず外せなかったので、ロックの穴からダイソンで吸わせてヘッド部の埃を取ってみました。ノズルとの隙間を手で塞ぐようにすると、殆どの埃は吸い出されて来ました。
ネジ山を潰す可能性もあるので、頻繁には分解はせずローラー部だけの清掃と吸い出しで十分かもしれません。我が家はラブラドールの毛で大変な思いをしているので掃除が頻繁に必要なのです。フィルターやローラーは洗剤をつけてもみ洗いし、その後ウェスで水分をほぼ取ってから陰干ししました。
ラブ飼いのアヒルさま
コメントありがとうございます。
分解清掃は時間もかかるため頻繁には出来ませんね。
私も普段は分解せずにモーターヘッド清掃しています。
分解しない日々の清掃についても記事で紹介したいと思います。