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血迷って購入した高級キーボードを半年使用してので使用感などを紹介する。購入を検討している人に向けて結論を言うと、「デザインが気に入ったなら買った方がいい」である。3,000円のキーボードの5倍の価値があるかと言うと微妙だがデザインや質感が良いのでそれだけでも買う価値はあると思う。ただし使用頻度が極端に少ない場合は再度検討しよう。
価格や仕様などは2020年6月に確認したもので最新の情報と異なる可能性があります。ご了承ください。
目次
半年使ってみた感想
筆者は1日に8時間以上キーボードを叩いており平均すれば1日5時間はPC作業している。半年が180日だとして900時間使っている計算になる。ほぼ毎日使っているのですでに体の一部になりつつある。購入の参考材料として使用した感想をまとめる。
充電について
長時間使っているが充電を不便に思ったことはない。キーが反応しなくなったら充電しながら使用してしばらくしたらコードを外すといった具合。キーボードの近くにスマホ充電用のコードがあるのでまったく不便を感じない。半年使って充電したのは10回もない気がする。バッテリーの寿命が気になるところだがこのペースで使えるなら問題ないだろう。
打鍵感
カチカチと言うよりも安定しながらもマイルドな感じ。ノートPCなんかだとキーがぐらつくことがあるがこちらは非常に安定している。所有しているノートPC4台と比べたがMX KEYSの押し心地が一番よい。ただしノートPCしか使っていない時にそこまで不便を感じなかったので慣れれば打鍵感は気にならないのかも。
文字の刻印
フォントはほどよく見やすい太さでとても使いやすい。以前購入したHPのノートが酷かったのでそれに比べると圧倒的によい。筆者の経験では富士通、NEC、東芝、のキーボードはどれも見やすかった。DELLも及第点。HPのシャンパンゴールドは落第レベルで見にくい。
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デザイン
個人的にはどストライク。性能と言うよりもデザインで選んだ気さえする。フルサイズキーボードの薄型タイプだとこれ一択。金属フレームの質感も最高によし。
故障対応
半年使い込んだタイミングでエンターキーから異音が発生するようになった。エンターキーの左をゆっくり押すと引っかかるような感じがして「キュピっ」と異本が発生。サポートに問い合わせたところ代替品を送ってくれることとなった。実際には一悶着あったが問題なく対応していただいた。特に日本のサポートは素晴らしく良かった。
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デメリット
デメリットは価格しか思いつかないがそれががえげつない。
価格
無線キーボードは通常3,000円程度で購入できるがこちらは15,000円と通常の5倍とぶっ飛んだ価格である。乗用車で言ったら300万円の車と1,500万円の超高級外車。道楽と言うかロマンである。
金属フレームの角
筆者の作業机がちょっと特殊で無垢材のオイル仕上げになっている。ウレタン塗装などと違い非常に傷が付きやすい。今までキーボードで傷が付くなどなかったがこのキーボードはフレームが金属製で角があるため持ち上げるときに机を傷つけやすい。ゴム脚が付いているのでスライドさせる分には問題ない。
買う価値があるのか
通常の5倍の価格のキーボードは買っても後悔しないのだろうか。
慣れれば打鍵感などは無意味
子供の頃からなので35年以上パソコンを使っているがキーボードは慣れれば特に問題ない。ただし長い歴史の中で問題がただひとつある。それは文字の刻印が見えづらいHPのキーボードで落第レベルの使いにくさであった。よって、キーボードの文字さえ見えれば何を使っても慣れれば問題ない。打鍵感を求めて高級キーボードを買うのは無意味と言っておこう(筆者の個人的な意見です)。
作り込みと品質
細かい部分など3,000円のキーボードより良いが5倍良いかと言われるとそうは思わない。正直コスパを考えるとこの選択しは無い。ただしキーボードはPC作業時に常に視界に入るため気に入ったデザインであるメリットはある。個人的にこのキーボードの気に入っているところはデザインと質感である。金属のボディーが何とも言えなく良い味をだしていてたまらない。カッコイイに予算の限界なと無いのだ。
結局はロマン仕様なのか
本当にぶっ飛んだ価格設定のこのキーボードを買う意味はあるのだろうか。答えは「Yes」。デザインが気に入ってしまったら買っても買わなくても後悔する。
買った場合「ちょっと無駄遣いしちゃったかも・・・」
買わなかった場合「せっかくならMX買っておけばよかった・・・」
購入を迷った時点でアウト。買わないことで後悔してしまう。よって、平均して1日に4時間以上キーボードを使うレベルであれば問題なく買ってもいいと思う。ただし週に2時間程度しか使わない場合は無駄遣い。バッテリーの寿命などを考えたらキーボードにそこまでお金をかける必要はない。
まとめ
ロマン価格ではあるがデザインが気に入ってしまったらあきらめで買うしかない。使用頻度が高ければ目にする時間も長いので気に入ってキーボードを使いたいところである。所有欲と言うか優越感と言うか使い込んでいると気持ちが上がってくる。モチベーションアップか自分へのご褒美として買うのもアリだと思う。ただし、使用頻度が極端に少ない場合はもったいないのでもう少し検討しましょう。
- 使用頻度が高ければ買ってもいい
- 打鍵感は慣れるのでそこまで気にする必要はない
- デザインが気に入ってしまったらあきらめて買うしかない
半年で900時間以上使っているので買って後悔はありません。