この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
過去に車一括査定を利用したところひどい目にあってしまった。ネットには真実があまり語られていないようなので筆者の体験談を紹介したいと思う。車一括査定の問題点と車を高く売却するためのヒントも合わせて紹介する。
車一括査定サイトをおすすめしないのは体験した筆者の個人的な意見です。車一括査定サイトで高額売却出来ないことを保証するものではありません。車一括査定サイトは個人の判断でご利用ください。
目次
車一括査定の体験談
まず初めに筆者の車一括査定の体験談を聞いていただきたい。
車一括査定サイト申し込み
ネットで車の売却について調べていると車一括査定を使うことで高く売れることが分かった。一円でも高く売却したいと思っていたため迷わず車一括査定に申し込むことにした。サイトの「一括査定ボタン」押した瞬間から地獄が始まった。結論としてもう二度と車一括査定を利用しようとは思わない。もうね、ほんとにね、二度とやらない。
電話が鳴りやまない
車一括査定あるある。一括査定サイトのボタン押した瞬間から電話の嵐。もう、池の鯉が餌に群がるみたいにもうすごい。調子にのって7社くらい選択したんだけど、もう大失敗。この電話攻撃でかなり具合が悪くなってしまった。体力のない方は十分に注意していただきたい。
ほんと恐ろしい。私はこの時点で後悔した。ものすごく反省した。車高く売れるんじゃないかなーなんつって、軽い気持ちでやったのが間違い。一応電話で「査定だけで直ぐに売る気はありません」と、強ーく念を押したのだが、本日中に契約を取ろうとする鼻息荒い営業マンがこの後わんさか訪れる。
車一括査定サイトで7社に申し込んだが電話があまりにもひどいので4社だけアポをとることにした。何度も言うが直ぐに売る気はなく査定だけお願いしたいと何度も電話で説明している。電話で気分が悪くなり長引くのが嫌だったので査定する日を1日にまとめることにした。後にこれが地獄の一日となる・・・。
A社の査定
まず一番最初に電話のかかってきたA社の査定。聞いたことのない名前の業者であった(大手買取店ではない)。筆者が駐車場で待っているとボロボロの車から怪しげな男が下りてきた。「こんちわー」なんつって。ファーストインプレッションでアウトーッ。スリーアウツ、チェンジ!!可能ならチェンジしたかった。もう、なんか漂ってるんですよ悪いオーラが。ガラ悪くてチンピラにしか見えない。しゃべりも態度もお客様相手とはとても思えない。
後で他の営業から聞いたら相当ヤバい業者だった。この買取業者はかなり強引な手口で車を買い取っていたそうだ。ひどいときはお年寄りを脅して契約して裁判沙汰にもなっている。評判が悪くなると社名だけを変えて買取業者を続けているらしい。悪質な業者が入っているところも車一括査定をおすすめできない理由のひとつだ。
このガラの悪いお兄ちゃんはどう見ても筆者より年下だ。オラオラした感じで車のまわりを2,3周すると彼はため口でこう切り出した。
A社の営業「で、いくらで売りたいの?」
ん?えっ?俺に聞くの?しかも、車なんにも見てないよね?ちゃんと査定しないの???
ふない「プロの業者に自分が売却価格を先に言うのは不利なので言えません。」
と言って、かたくなに売却価格を言うのを拒んだ。
A社の営業「言っちゃえよ、いくらで売りたいの?」
に対して
ふない「いや、言いません査定額を教えてください。」
ため口でこのくだりをかれこれ小一時間ほどループ。
A社の営業「車売りたいんでしょ?あんたいくらほしいの?」
あまりにもひどすぎてもう後半面白くなってきた。自分を偽らないぶれないキャラがかわいらしく見えてきた。最後に買取希望金額を言わない筆者に対して彼が一言。
A社の営業「んっなぁー!!じゃ、うちじゃ買取無理だわ。無理、無理、もういいよ。」
この客使えねー的な感じで言われた。電話で「直ぐに売却しないが査定だけしてほしい」と念を押したのだが査定額を聞くことはできなかった。買取業者が査定額を言わない。これも車一括査定サイトをおすすめできない理由のひとつだ。
B社の査定
次のB社も聞いたことのない名前の業者であった。この営業さんがすごい良い人だった。A社とのギャップがありすぎたのかもしれないが、腰が低く説明が丁寧で熱意も感じられ筆者は誠実な人だと感じた。まず、会社が無名であるが高価買取に自信があることを説明してくれた。A社の悪い評判も彼から聞いた。
次に業者内部の価格にまつわる裏話まで。この人の話によると車の買取価格は初めから決まっているらしい。それは、業者が使うオークションの価格が基準になると言うこと。業者がオークションより高い価格で買い取ることは基本的にないそうだ。確かに同じ価格でオークションで買えるならめんどくさい客を相手にするよりオークションで転売した方が効率的だ。ここが重要なところ。
中古車の価格は業者オークションの価格が基準になる。
実際に関東エリアの業者用オークションのサイトを見せてもらった。自分の車と同じ条件の車を検索してもらった。
B社営業「えーっと、だいたいこれくらいの価格ですかね。」
チラリと148万と筆者には見えた。じっくり価格を見ようとすると都合が悪いと思ったのかそれ以上見せてもらえなかった。見られた金額をごまかすかのように彼はこう言いだした。
B社営業「レジアスエースだとハイエースよりちょっと金額落ちるかなぁ~。」
んなことあるかい!!いやいやそんなの聞いたことないぞ。違いは販売店とエンブレムだけだろ?明らかに見られた金額に動揺していた。無理やりごまかす姿がちょっとかわいかった。彼の様子を見る限り限界の金額がそこにあったんだと思う。
この業者にも始めから「査定だけで今日は売りません」と強く念を押しておいた。筆者が見積額を教えてほしいというと・・・。
B社営業「今うちに決めてもらえるなら金額を言えます!!絶対に損はさせないのでお願いします!!」
電話でお願いするときに査定だけと念を押したこと、今すぐに売却する意思がないことを彼に伝えた。その後上司に相談すると言ってその場から消えた。戻ってくると少し青ざめた顔で彼はこう言った。
B社営業「すみません、次の業者が来るまでここで待たせてもらってもいいでしょうか?」
良い人だったので待つことをOKした。車一括査定の口コミで業者が居座って帰らないなんて話もあったが、人の良い方だったので筆者はそこまで嫌な思いはしなかった。多分上司に契約取るまで帰ってくるなと言われたんだろう。それを思うと青ざめた彼のことが少し心配になってしまった。金額が折り合えばこの人に車を売りたかった。
C社、D社の査定
お次は誰もが知っている有名どころ。査定に入る前に「電話でも言いましたが、査定だけで今日は売りません」と強く念を押した。会社の説明とかはなく、A社と違ってC社、D社の営業は車をじっくりと点検する。この様子をみてA社のひどさを再確認できた。不安な目で見守るB社。すると、業者が三人そろってこんなことを言い出した。
買取三兄弟「ふないさん今日契約しないと金額落ちるので、今日契約する条件で査定額をださせてください。」
流れ的にそうなる予感はしていた。営業の人件費やノルマを考えたら手ぶらで帰れるわけがない。
ふない「いやいや、私はじめから査定だけって何度も言いましたよね?電話でもオペレーターに念を押していいましたよ。約束が違うじゃないですか!!」
と応戦するも金額を出さない。この時に業者間で怪しげなアイコンタクトがあったのをはっきりと覚えている。お互いに金額を言わないことで合意したんだろうか。金額を聞く筆者がまるで悪者かのように業者を見ている。電話であれほど査定だけと念を押したのになぜか筆者が悪者扱いされる。この後、査定額を言わない業者を追い詰めるどころかこちらが追い詰められてしまう。
名刺じゃんけん
あぁ今思い出すだけでも気分が悪くない。今売らなきゃ絶対だめな雰囲気を三兄弟が作ってくる。
C社「車高く売りたいなら今日契約するしかないですよ。今日逃したらどんどん金額下がりますよ。ほんと良いんですか?覚悟決めちゃいましょう。」
C社の営業が煽る。グイグイ煽る。この時点で車を売らない筆者がなぜか悪者になっている。営業の心の声が聞こえてくる「お前が早く決断しないから時間が無駄になってる早く決断して車売ってしまえ!!」。なんだかんだで相手はプロ。言葉巧みにころっと丸め込まれてしまった。で、最終的にきまったのが「名刺じゃんけん」である。
名刺じゃんけんとは、名刺を裏に金額を書いて一斉に出し一番高い金額のところへ車を売却する仕組みのことである。
名刺じゃんけんと言えば揉めたときにどっちの方が強いバック(暴力団)がついているか名刺の肩書きで勝負するやつかと思った。この業界荒っぽいんである意味カタギじゃないのかもしれない。
名刺じゃんけんがあることは事前調査で知っていた。業者同士で談合するなんて悪いうわさも聞いていたのだが押し切られてしまった。
「絶対に今日は査定だけで売らない」と決意した筆者だったが、業者に丸め込まれて契約することとなってしまった。決まった業者はC社。ちょっとチャラい感じで好きにはなれなかったがしかたない。半ば強引ではあるが筆者も名刺じゃんけんに合意してしまったのだから・・・。
この時B社の営業は名刺じゃんけんする前から負けがわかっているような感じだった。なぜだろうか?オークション価格で見た148万出せるんじゃないのか?
買取三兄弟「じゃんけん、ほい!!」
B社120万円、C社130万円、D社128万円。良い人だったB社さんは青い顔で帰っていった。来てからかれこれ5時間は経過している。帰ったら上司に怒られるんだろうな。ちょっとかわいそうなことをした。いやいや、査定額出せないなら電話で断れよ!!逆に契約がとれたC社さんはニコニコしている。なんかチャラい感じで。大手のD社さんは、クールに去っていった。そして翌日C社の契約書にサインしてしまった。
朝の9時の電話ラッシュからもう19時になっていた。強引に契約させられたことのくやしさもあって、疲れ果ててしまった。
契約破棄
契約になっとくがいかなかった私は、別の業者にE社に相談した。そうしたら「それより高い額だせます。」と言われる。半ば強引に丸めこまれたのでC社に契約をキャンセルしたい旨を伝えるとものすごい剣幕で怒り出した。
C社営業「お前約束破るのか?それでも人間か?学校で約束破るなって習わなかったか?」
みたいなことを永遠と言ってキャンセルに応じてくれない。
C社営業「お前約束破るなんてひどい人間だな。そんなことして恥ずかしくないのか?」
怒り狂いキャンキャン吠えまくる。契約にOKした自分にも非があると思うが、名刺じゃんけんに強引に追い込まれたことはやっぱり納得できない。その胸を怒り狂うC社営業に伝える。
C社営業「後から金額言うなんてルール違反だぞ!!後出しじゃんけんじゃないか!!」
とうとう本音がでたか。このゲームは先に金額をいったら負けと・・・。納得。仮にギリギリの金額を言って来たらほんの少し上乗せすればいいだけ。C社の営業は話にならないので翌日本社に連絡することにした。
ふない「すみません、契約をキャンセルしようとしたら、ものすごいひどいことを言われました。人格を否定するような心が深く傷つくようなことを何度も何度も言われたんです。金額に関係なくこんな人に車を売ることはできません。何とか助けてくれませんか?」
C社本部「はぁ、そうですかすみませんでした。キャンセルを承ります。後から金額を言って買取した業者は絶対に許さないので名前を教えてください。」
ん?ものすごく丁寧に対応してくれたがなんか物騒なこといってないか?業界のルールなのか後から金額言うのは無しみたいだ。本部の片はとても丁寧に対応してくれて無事にキャンセルすることができた。ちなみにE社の買取金額は145万円。最終的にA社のiPadでみた金額にかなり近づいた。もう二度と車一括査定を利用することはないだろう。
その後
車一括査定に申し込む前は「絶対に査定額を聞く」と意気込んでいたが、結果査定額だけを聞くことはできなかった。電話攻撃に始まり長時間の業者との交渉で疲れ果ててしまった。プロの業者相手に素人が太刀打ちできるはずもない。業者への怒りより名刺じゃんけんを断れなかった自分がとても腹立たしい。追い込まれたとは言え、男らしくきっぱりと断りたかった。悔しい、無念でならない。
絶対におすすめしない理由
結論から言うと個人的に車一括査定サイトはお勧めできない。体験してみて強く思った。押しに弱い人は安値で買いたたかれてしまう可能性が非常に高い。筆者が体験したように中にはチンピラ紛いの業者も交じっている。そもそも中間マージンが発生している時点で高額買取は難しいのである。
- そもそも中間マージンがあるから安くならない
- 検索結果は嘘八百
- 買取業者からの電話が鳴りやまない
- 車一括査定サイトに悪質な業者が登録されている
- 査定をお願いしたのに金額を絶対に言わない
- 電話で査定額を聞くだけとお願いしたのに約束を守らない
- 複数の業者がグルになってユーザーを追い込む
- 名刺じゃんけんなど談合の可能性がある
- すすめているのは報奨金目当てのサイト
そもそも中間マージンがあるから安くならない
冷静に考えたらわかると思うが一括査定サイトを間に挟むことで余分な中間マージンが発生している。更には報奨金を目的としたアフィリエイトサイトまであるのでさらに中間マージンは膨らむ。報奨金や手数料はどこに跳ね返ってくるのだろうか?車買取業者の利益が減る?ユーザーの買い取り額から差し引かれるのではないだろうか。
自身のサイトに広告を貼りその広告をユーザーがクリックすると広告主から報奨金がもらえる仕組み。クリックしたユーザーが購入やサービスを登録した場合に報酬が確定する。
アフィリエイトサイトの報奨金
自身が登録しているASP(アフィリエイトのサービスを提供する業者)では2,000円程度であったが、ネットで調べると3,000円以上が普通のようだ。何か物を売るアフィリエイトと違い無料登録した時点で報酬が発生するためかなり美味しいジャンルとされている。車一括査定で車を高く売却できるからおすすめしているのではなく「高い報奨金がもらえるから」おすすめしているのだ。
更には報酬単価が3600円から5000円って結構高い金額になっているのです。
引用:車一括査定のアフィリエイト報酬は3000円以上で承認率100%な理由 |
車一括査定サイトの手数料
暴露サイトを見ると1社に対して平均して2,500円程度程度手数料が支払われるようだ。10社見積もりを設定するのを考えればアフィリエイターに支払う報奨金など安いものだ。
さ~ここで、問題です。各業者が一括査定サイトに支払う情報料は一件あたり、いくらでしょうか??
正解は 平均約2500円です。
一括査定業者により、情報料は異なりますが、最も安いところで一件、1800円。最も高いところで一件あたり3000円程度の情報料が必要です。
引用:車一括査定とはピラニア巣食うアマゾンに裸で飛び込むが如し | Direct-Stock ダイレクトストック
そして一括査定運営会社もボランティアではないので、そのユーザーの情報を登録している買取店に有料で提供します。
1件1500円~3000円程で。
引用:一括査定の登録 心構えとその後の対応 – 車高価買取を実現させるための裏技集
手数料が2,500円と聞いて安いと思ったがそうではない。買取業者は手数料を払えば必ず買取れるわけではなくユーザーに営業できるチャンスがもらえるだけなのだ。他の業者に取られたりユーザーが売却しない場合などがあれば手数料は無駄になってしまう。例えば10社に一括査定できるサイトだとしたら単純に確立10%となり、この確率で1台買い取るには単純計算で25,000円。例よりも手数料が高く確率が低ければ50,000円を超える可能性もある。これでも一括査定が高く売却できると言えるだろうか?
業者が車一括査定サイトに支払う手数料はどこにいくのか?買取業者が利益を減らすか?そんなことはない。車一括査定サイトの手数料のしわ寄せはユーザーの買い取り額に降りかかるのではないだろうか。車一括査定サイトに申し込むことで自分で買い取り額を5万円下げるるようなものだ。知らない人は自分で自分の首を絞めていることになる。アフィリエイター達によって検索結果が汚染されているので真実にたどり着けるユーザーは少ないだろう。
検索結果は嘘八百
車の買い取りや高く売る方法などをネットで検索すると車一括査定サイトに誘導数アフィリエイトサイトが多く出てくる。知恵袋やツイッターなどでも車一括査定サイトをおすすめするコメントが多く見つかる。筆者の経験上車一括査定サイトで高額売却や見積もりを取るのは難しい思っているがなぜこんなことが起きるのか?
これは車一括査定サイトやアフィリエイターが儲けるために検索結果の上位に表示されるよう工夫しているためである。車を高く売りたいユーザーが検索しそうなキーワードを狙って記事を作成し車一括査定サイトへ誘い込む。儲かるからこぞって車一括査定サイトに誘い込む記事を作成し結果検索結果は車一括査定サイトを賛美するサイトだらけになる。
ブログで車一括査定サイトに批判的な記事を書いても何の得にもならないからだれもやらないのだ。ただ例外もあり車一括査定を問題視している車買取業者もある。以下の2サイトでは車買取業界の裏を赤裸々に語っている。
参考
【車の下取り】を検索する人が車買取業界で”カモ”と呼ばれる理由Direct-Stock ダイレクトストック
参考
一括査定の登録 心構えとその後の対応車高価買取を実現させるための裏技集
検索結果の実情
実際に車の売却に関するキーワードの検索結果を確認した。
「車一括査定」のGoogle検索結果。
サイト名 | 種類 |
---|---|
価格.com – 車買取・中古車査定 – 最大30社の見積もりを比較 | 一括査定 |
ガリバーの車査定・車買取相場で価格を調べる|中古車のガリバー | 買取業者 |
車買取、車査定サービス|アップルは車買取オリコン満足度1位 | 買取業者 |
【毎月更新!車査定の相場】中古車の査定相場・買取価格がすぐにわかる!|ズバット 車買取 | 一括査定 |
車の買取・下取り相場と高く売る方法を紹介!【車買取ならナビクル】 | 一括査定 |
ビッグモーター 池袋出張所の口コミ・評判をチェック|車買取・車査定ならナビクル | 一括査定 |
【車の下取り】を検索する人が車買取業界で”カモ”と呼ばれる理由 | Direct-Stock ダイレクトストック | 買取業者 |
車買取・中古車査定サービスならグー買取 -買取価格相場を知って高く売る- | 買取業者 |
クルマを売りたい方|ティーバイティーガレージ|TXT|クルマの買取と査定!全国どこでもカイトリチュー! | 買取業者 |
【2018年最新】車買取の査定相場サイトのオススメは?全10つの実データ検証 | アフィリエイト |
月間の検索件数が1万~10万のキーワードに一括査定が4つも入っている。しかも10位には一括査定のアフィリエイトが。この時点で車一括査定サイトに誘導されてしまうユーザーが多いだろう。ただし、「【車の下取り】を検索する人が車買取業界で”カモ”と呼ばれる理由 | Direct-Stock ダイレクトストック」にたどり着くことができれば思いとどまる可能性もある。
「車高く売る」のGoogle検索結果。
サイト名 | 種類 |
---|---|
車売却は時期が大切!車が高く売れる時期とタイミングを解説 | アフィリエイト |
車を高く売る時期とタイミング | 買取業者 |
車売る方法は4つ!安心・手間・買取金額からオススメ方法を教えます – パンダ店長が教える車買取・中古車購入バイブル | アフィリエイト |
車査定の真実! 高く売るためにやるべきこと、やらなくてもいいこと:旬ネタ|日刊カーセンサー | 一括査定 |
車売却で嫌がられる巧みな交渉術|車を高く売る方法で+20万円は堅い! | アフィリエイト |
車を高く売る教科書 〜車売却はじめて講座〜 | アフィリエイト |
車を高く売る方法「知らなかったじゃすまされない。車売却の新常識」 | アフィリエイト |
10年落ちの車を高く売る方法とは? | アフィリエイト |
車を売るならどこがいい?はっきり正直に答えます。 | アフィリエイト |
車を高く売るためのポイント | 車を売却する前に見るサイト。これを見ないと損しますよ! | アフィリエイト |
このキーワードに至っては8割が車一括査定をおすすめするアフィリエイトで埋め尽くされている。必然的にユーザーは車一括査定サイトに誘導されてしまう。車買取業者も検索上位を狙って記事を作成しているが金の亡者と化したアフィリエイター達の記事には太刀打ちできない。こうして車買取業者は車一括査定サイトのカモにされしわ寄せがユーザーに降りかかるのだ。
車売却に関するキーワードで検索するとほとんどが車一括査定を勧めるアフィリエイトサイトで汚染されている。ネット検索では車一括査定が強く買取業者は機会損失を減らすため手数料を払ってでも一括査定に参加している。
なんで車一括査定をすすめるアフィリエイトで検索結果が埋め尽くされているのか?
なぜ、車のジャンルが稼ぎやすいのかと言うと、
- サイトの訪問者が無料サービスを利用するだけで、数千円の高額報酬があなたに入ること。
- 車種名や地域名で水平展開がしやすく、同じようなやり方でサイトやブログを量産して収益UPが図れること。
- 水平展開だけでなく、キーワードのバリエーションも豊富で集客しやすいこと。
- 年間を通して需要があること(最需要期は2~3月や9月などの決算期前ですが)。
といったところです。
答えは他のアフィリエイトに比べ車一括査定サイトは「お金になる」からである。ユーザーが車を高く売ろうが安く売ろうが関係ない。アフィリエイトサイトのリンクを踏んで(クリックして)くれればいいのだ。車一括査定のアフィリエイトは稼ぎやすいためにこのような結果になっている。車を売りたい人が検索しそうなキーワードを狙ってせっせとせっせと記事を書いて一括査定に誘導する。
車一括査定サイトのアフィリエイトはとても儲かるので人気が高い。お金に目がくらんだアフィリエイター達が誘導する記事を量産しているためネットで車一括査定サイトはとても強い存在となっている。
ネットを調べると車一括査定サイトを肯定するものばかりに偏っている。知恵袋を見ても一括査定に誘導する回答ばかりが目立ちゾッとした。そもそも質問しているのが業者である可能性も高い。業者やアフィリエイターが多すぎて一般の声がほとんど見えてこない。真実を知らない人はアフィリエイターや車一括査定のカモになるのだ。
本当にどうでもいい質問に都合の良い回答。業者のやらせの可能性が非常に高い。ネットで調べればすぐわかることをわざわざ知恵袋で聞くとかアホかと。しかも車一括査定サイトを賛美したアフィリエイト付きのベストアンサー。知恵袋ユーザーをカモにしようとこんなことをしているんだろうか。
ベストアンサーには選ばれていないが「概算の金額しかでません。」が真実だと思う。買取店への持ち込みがこれほど危険とは知らなかった。そういえば20年前に買取店持ち込んで売却を断ったらオラオラ口調で恫喝されたことを思い出した。まさか客に向かってあんなひどいことを言うとは思いもよらなかった。
他の車買取に関連した質問もこれと同じように業者のヤラセと思われる質問や回答が多い。質問やURL付きの回答を見ていると吐き気がして来る。中にはユーザーの本音が混ざったものもあるためそこに注視したい。
中古車の一括査定サイトを利用する際に実車査定は買取店にまで車を持ち込まないと行けないのでしょうか。
近所に買取店はありませんので、買取店まで車を持ち込まなければいけないのは、とても面倒です。
自宅まで最低に来てくれるのがありがたいのですが、出張料などが有料になってしまうのでしょうか。
~中略~
自宅までの出張査定は離島や僻地ではない限り無料ですので安心してください。
中古車を売るならネットの一括査定を利用するのが便利です。
複数の買取業者に査定を依頼することで業者間で競合するので買取価格がより高くなる可能性が高まります。
ネットの一括査定はこちらで選ばれるとよろしいですよ。
http://npsls.html.xdomain.jp/kmsk
~中略~
査定サイトでは、概算の金額しかでません。
査定は自宅まで来てくれますが、どこの会社も売ってくれるまでなかなか帰ってくれませんので、帰ってくださいと言える勇気がなければ呼ばない方がいいです。
買い取り店に持ち込むのは、もっと危険です。
ビッグモーターに2回行きましたが、いずれも2時間以上待たされて、帰りたいと言っても何か理由つけて帰してくれなくて、査定中は他の買い取り店との電話はしないでくださいとか言われて、最終的には他の店の査定額聞かれて同じ金額でとか言われましたから。
引用:中古車の一括査定サイトを利用する際に実車査定は買取店にまで… – Yahoo!知恵袋
ネットにはこのように嘘の情報が氾濫している。そのなかから真実をどう見抜くかがポイントとなる。基本は「上手い話しは無い」だと筆者は確信している。特に「無料」と名の付くものには十分に注意したい。
メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、世の中にある数え切れないほどの沢山の情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。
引用:メディア・リテラシー – Wikipedia
無料の典型的な例としてはスマホゲームだろうか?無料で引き込んで沼にはまったら課金させる。課金したら負けでは無くやったら負け。貴重な時間を無課金で息詰まるゲームに投資するのはやめた方がよさそうだ。
テレビで無料とCM をしているゲームサイトに、無料ならと思い、娘のために自分のスマホで登録をしました。娘は本当のお金が必要だと思わず、アイテムを多数購入して遊びました。後日カード会社から約10 万円もの請求書が届きました。
引用:オンラインゲームトラブル|消費者庁
買取業者からの電話が鳴りやまない
電話が鳴りやまないことは車一括査定を申し込む前から知っていた。ただ、電話の対応がここまでストレスになるとは思わなかった。査定金額を聞くだけと念を押したいがために、メールでなく電話対応を選んだのだがまったく意味がなかった。
車一括査定サイトはなぜユーザーに多くの業者を選択させたいのか?それは「業者が多い方が手数料が増えるから」である。業者の数が多くても買い取り額がそこまでかわることはない(詳しくは後述を参照)お金が欲しいからたくさんの業者をチェックさせたいんだ。
(3)広告の問題
【事例7】車の価値を見るために査定サイトを利用したら・・・
インターネットで、無料で自動車を査定するサイトがあったので、現状の車の評価をしてもらうため
に依頼したら、多数の業者から買い取りの勧誘電話がかかってきて困っている。後日サイトの詳細を
見たら、6 社に対して同時に査定依頼する仕組みになっており、依頼した以外の業者から電話がかか
って来る場合があるとの記載があった。文字が小さく、目につきにくいので気がつかなかった。こん
なに勧誘の電話があることがわかっていたら査定は依頼しなかった。
(2011 年 10 月受付 40 歳代 男性 給与生活者 大阪府)
引用:増加する自動車の売却トラブル – 国民生活センター
筆者の携帯の着信履歴も車買取業者によって埋め尽くされていた。時間の無駄としか思えない。
中古車一括査定サイトに依頼したら、1社目からの電話を取っている最中に相当数電話がかかっていたようで、着信が15件。こんなにすごいのねぇー。。。ビビった
— とこ (@TK3617) March 1, 2018
送信押す前とはサイトに何か仕込んであった可能性がある。ユーザーに無許可で情報を送信してるとしたらかなり悪質だ。筆者も送信ボタンを押して1秒経たないで電話がかかってきたのには驚いた。ちなみにこの電話の業者がチンピラなみの態度の悪さだった。
中古車一括査定サイトに入力中電話番号入れ終わった時点で送信押してないのに数社から電話かかってきたんだと とんでもない危険サイトやんけ
— 秋雨夏葵 (@Natsuki_muq) February 2, 2018
電話が鳴りやまないのは車一括査定をおすすめしない大きな理由だ。なぜ業者はここまで必死になるのか?一番初めにアポをとった業者が一番買い取る可能性が高いからだ。しかも安く買いたたけるおまけつき。数十万の利益がでるんだから必死なわけよ。
あー、怖かったー(;o;)
中古車一括査定に昨日の夜に何となく申し込んだら、今朝8時から電話が鳴りっぱなしに…。
ずっと絶えずに掛かってくるからスマホの電源切ってたわ。
なんとかキャンセルできた?から今は大丈夫だけど、もうこりごりです(ノ_<)
— だんさ@入院中!絶対安静マン‼︎ (@dansaniconico) January 31, 2018
筆者は業者からの電話を完全に甘く見ていた。もし車一括査定に申し込んでやろうという強者は十分に注意していただきたい。よほど暇があって断る自身があるなら遊び半分で試してもいいかもしれない。
ネットで車一括査定みたいなのしたら電話やべー。
— ーSHINYAー (@kumamonn92) November 21, 2017
車一括査定サイトに悪質な業者が登録されている
今回来ていただいたA社の営業は、面白かった。いやいや、ひどかった。査定もしないでため口とかもう笑うしかない。脅して裁判沙汰とか完全にアウト。こんな業者を登録している車一括査定サイト。信用できる訳がない。ちょっと調べれば悪質な業者くらわかるだろうに、何もチェックしていないのだろうか?ユーザーへの価値を考えているとは思えない。
ただし無名な業者をチェックしないのは難しいところ。大手は広告費をかけているのでその負担がユーザーの買い取り額に跳ね返ってくる。広告費をかけていない無名業者はその分ユーザーへの負担が少ない。大手の方が安心感はあるが無名の優良業者の方が買い取り額が高くなる可能性が高いが悪徳業者もいるため高額買取を狙うなら悪徳業者に当たることを覚悟しておきたい。
査定をお願いしたのに金額を絶対に言わない
電話であれだけ念を押したはずなのに絶対に金額を言わない。そういうルールならこちらもあきらめる。でも、車一括査定サイトに「いろんな業者から簡単に見積もりが取れて高額売却!!」って書いてあるじゃん。こっちも、査定できると思っちゃうよ。査定できるとうたっておいて現場は絶対にその日に買い取ろうとする。この現状を知って「簡単査定!!」なんて言うのなら悪質としか思えない。現場の現状を知らないでサイト運営しているとしたら無責任すぎる。ユーザーの利益をまったく考えていない。
筆者の体験した限り車一括査定サイトで見積もりすることはできない。ネットの書き込みなどでも売却が前提で見積もりはとれないとあった。見積もりを聞くどころか丸め込まれ名刺じゃんけんで危うく車を安値で買いたたかれてしまうところだった。車一括査定で車の見積額を聞くことはできないと思った方がいい。以下のように一括査定サイトで車の価値を知ることは極めて難しいことなのだ。
登録した人はすぐに分かると思いますが、一括査定サイトはデカデカと、自信満々に
すぐ乗ってる車の最高額が分かる!比較出来る!
なんて書いています。
より登録者数を増やすために60秒とか30秒でお手軽に登録完了なんて謳い文句まで付けて。
はっきり言いますが
出来るわけがありません
そもそも車の相場を調べるなんてそんな簡単なことじゃないです。
引用:車高価買取を実現させるための裏技集
今思えばだが査定額を言わない業者にはすぐに帰ってもらえばよかった。もし次回車を売る機会があったら「査定額を言わない業者は信用できないので断る」を実践したい。金額を言ったら負けなのはわかるが言わないなら来ないでほしい。
電話で査定額を聞くだけとお願いしたのに約束を守らない
もともと査定する気ゼロなんだろうな。電話で査定だけはできないと断ってくれれば嫌な思いをせずにすんだのに。電話オペレーターのお姉さんも共犯だな。もう、本当に許せない。「簡単登録で複数の業者から買取金額がわかる」とか嘘じゃん。あぁ思い出しただけでも腹が立つわ。
(3) 査定サイトなどインターネット上の広告に問題
広告媒体別では、圧倒的にインターネット上の広告が多く、特に今年度に入って急増している。中でも目立つのは、いわゆる「査定サイト」である。査定サイトは、自分の車の情報や連絡先などの情報を入力して送信すると概算金額が画面に表示されたり、事業者から査定の勧誘の連絡があったりするというものである。中には、「自分の車の価値を知るために気軽に利用できる」といった表現ばかりが目立ち、その後に買い取りの勧誘があることがわかりにくいサイトもあり、トラブルになっている
引用:増加する自動車の売却トラブル – 国民生活センター
複数の業者がグルになってユーザーを追い込む
彼らは今日売らなきゃダメみたいな空気を作ってくる。今思うと業者同士で目を合わせニタニタしていたのを思い出す。車売らないお前が悪いみたいな雰囲気。ほんと最悪。複数の業者を鉢合わせて査定するとか、車一括査定サイトの仕組みに無理があると思う。
やはり「金額を言わない業者はすぐに断る」べきであった。今の知識があったらこんなことにならないと思う。ほんと車を売ろうとしている方は十分に注意してほしい。業者は死んでも金額言わないから。言わないんだったらさっさと帰ってもらおう。
名刺じゃんけんなど談合の可能性がある
名刺じゃんけんの時になんか怪しいなと思っていた。車一括査定の後に色々調べて以下の記事にたどり着いた。談合・・・。名刺じゃんけんの時の営業の不可解な動きや態度・・・これで納得がいった。電話やガラの悪営業も問題がが、これが一番問題かもしれない。
調べてみると車一括査定時の談合は当たり前のようだった。ここでは可能性と書いたが確実にあると思った方がよい。筆者の時も業者の動きが怪しすぎた。名刺じゃんけんする前からもう落札者が決まってたんだと思う。今思うと茶番だったことに気づいた。あぁまた無性に腹立ってきたわ。これから車の売却を予定しているひとは本当に気を付けてほしい。
では車の売却をする時にこの談合が起こり得るのかというお話ですが・・・
まずこの談合を行おうとすればいろいろと条件が必要です。
裏で情報を共有出来なければやりようが無いですから。
ではそんな環境が整うのかと・・・
私はどちらかと言うと結論を先に言ってしまうタイプなので答えは先に言います。
そして・・・談合は実際にあります。
引用:車高価買取を実現させるための裏技集
買取業者もプロですから、一括査定サイトに書かれているように、ガチンコで競い合っていたら、全業者共倒れになります。1台の車の買取の限界金額はどの業者にとっても同じなんですからね。
実際に、買取業者の社員にその事情を尋ねてみると「大きい声では言えませんが、ウチのエリアではいつもじゃんけんで決めてますよ」とこっそり教えてくれました。
談合と言えば、談合です。倫理的には問題ありかもしれないですが、ルール上は何の問題もないかと思いますね。
引用:【車買取】でカモられ注意!読むだけで査定金額が6万円あがる超詳説マニュアル | Direct-Stock ダイレクトストック
車一括査定サイトについて
~中略~
みんなで談合してますんで、価格は安く出されます。
これ、実話。。
引用:車一括査定サイトについて – 車を通勤で使わなくなるので売りたいと思っていま… – Yahoo!知恵袋
どうすれば車を高く売れるのか?
車を高く売るのは簡単なことではない。プロの業者を相手にしてくてはいけないからだ。業者のアドバンテージは車の買取価格を知っていること。車の買取価格は「業者オークション」が基準となっている。関東ではUSSと呼ばれるオークションが一般的なようだ。買取業者はこの業者オークションの価格をスマホで閲覧できる。この価格から粗利を引いた額が買取の限度額となる。
業者オークションは中古車販売業者しか参加することができない。ユーザーはこの価格を知ることはできないし、この価格が基準になっていることすらしらない。もしこの価格をユーザーが知ることができたらどうだろうか?ユーザーにとってとてつもない大きな武器になる。ただし、適正価格を知ったからといって買取業者との交渉が上手くいかなければ元も子もない。最終的には適正価格と交渉術を使って高額売却を狙いたい。
- 業者オークションを参考にした車の適正価格を知る。
- 適正価格を使って買取業者と交渉する。
ちなみに買取業者から聞いた「業者オークション」価格が基準になるは一般の人に語るのはタブーになっているようだ。業者オークションの存在を知っている、更にはその価格すらも知っているとなればユーザーにかなり有利。
あなたが、この業者オークションの存在が初耳だったらそれも無理はありません。(※ヤフオクなどとは違います)
なぜなら、中古車関連業者は、このオークションの存在を一般の人にはあまり語りません。
業者オークションの存在自体を一般の人に語る事自体が、業界全体の暗黙のタブーとなっているからです。
引用:車下取り・買取の利益構造ーその仕組みを徹底解説 | Direct-Stock ダイレクトストック
筆者の時もディーラーの見積もりが安すぎて驚いた。143万で売却した車の下取りが98万であった。40万円というか30%以上も開きがあるのでディーラーの下取り額は参考にしない方がよさそうだ。ディーラーの下取りについての詳しい説明は以下のサイトを参考にしていただきたい。
車の適正価格を知る
ユーザーと買取業者の大きな違いは買取価格の基準となる「業者オークションの価格」を知っているかどうかである。この価格さえ知ることができれば安く買いたたかれることはない。いくつかの方法があるが複数の方法を合わせて金額の精度を上げたい。本気で高額売却を狙うのであれば有料査定も視野に入れておきたい。
海外輸出業者の無料見積もり
このサイトの記事をかなり読んだ。嘘八百の車サイトの中ではかなり「まとも」な内容であった。自己責任ではあるが、筆者はこのサイトを支持したい。サイトの内容を見る限り悪意が感じられなかった。もしこのサイトに騙されたとしたらもうあきらめるしかない。メールで概算見積もりが取れるので売却を本気で考えている場合が是非試しておきたい。
参考
輸出用の車の買取専門店 車両輸出代行センターDirect-Stock ダイレクトストック
有料の見積もり査定サービス
これでもかってくらい裏事情が書いてあるサイト。内容も論理的で信頼できる。記事を見てるとあぁ業者に上手いことヤラれてたことがよぉーくわかった。ここの有料査定を利用して車の適正価格を知ることができる。遠隔地からの見積もりで5,000円。
遠隔の有料査定なのでどこまで信頼できるかわからないがプロの業者から限界額を聞き出せるのは大きい。車買取店や一括査定では絶対に価格を知ることはできない。この金額を知ることで買い取り額が数万円上がるようなら有料であったとしても十分に利用する価値がある。本気で車の高額売却を考えるなら前述のサービスと合わせて是非利用したい。
参考
【有料サービスinfo】車高価買取を実現させるための裏技集
オートバックスで査定する
裏技集のサイトで見つけた情報である。持ち込みになるが信頼できる値段を出してくれる。適正価格を知るために他の方法と併用して試したい。
スーパーオートバックスです!!
~中略~
ここは買取金額の見積もりを書面でくれます。しかも無料で!
なんて良心的!!
一部買取店からは駆け引きをしない(そもそも営業ではない)ということで鬱陶しく思われている存在ですが、この営業では無いというのがポイントなんですね。
もちろん車の価値は変動していきますから見積額に期限はあります(3~7日程度だったかと思います)
ただ買取店と大きく違いがあるとすれば、その金額はそこそこリアルな金額であるということ。
簡単に言えば期限内であれば車の状態が変わらない限り、本当にその金額で買い取ってくれます。
引用:車高価買取を実現させるための裏技集
販売価格から逆算する
概算ではあるが販売価格から買い取り額を逆算することができる。プロの業者が出した数字なのである程度信用できそうだ。でたらめに買取業者に吹っ掛けるよりもこちらの方が安心できる。できれば他の方法と合わせて使いたい。
販売価格は自分の車とできるだけ近い条件のものを探す。事故車の場合は価格が大きく異なる可能性があるためこの方法は利用できない。
ですから、販売店がネットで掲載している金額を80%または、85%割掛けしたものが、中古車の限界価格を知るうえで、最も重要な業者のオークション相場と見ればいいわけです。(利益が10万円以下になる場合は一律10万円と考える)
引用:車の下取りの目安を自分で調べる事のできる門外不出の方法! | Direct-Stock ダイレクトストック
車販売の知り合いに相談
知り合いに車販売業者がいればベスト。もし回りに業者がいればこっそり業者オークションの価格を聞き出したい。ダメ元で会社の人や友人に聞いてみよう。
狙った売値で交渉する
適正価格がわかったらこの価格を基準に販売店と交渉する。プロ相手であるが妥協せずに挑みたい。一括査定サイトを使わず数社を個別に呼びつけてこちら主導で価格を競わせることができればベスト。ひとつの業者だけを呼べば車一括査定のような悲劇は起こらないと予想している。次回車を売却する機会があればこの方法でリベンジしたい。
交渉の手順
筆者の経験を踏まえても以下のサイトの交渉術が有効に思えるので是非参考にしていただきたい。
- 電話で概算価格を聞く
- 店舗に行って査定
- 電話で価格交渉
1. 電話で概算価格を聞く
筆者は車一括査定を経験したのでよくわかるがとにかく彼らは「金額を言わない」のだ。言ったら負けと思っているのか金額を絶対に口にしようとしない。言わない業者は時間の無駄なのでここで切り捨てる。ついでに名指しでツイッターでつぶやいてもいいかもしれない。手元に車検証や走行距離、オプションなどの一覧を準備してから電話交渉に挑もう。
2. 店舗に行って査定
いよいよ敵陣に乗り込む。筆者は知っている、、、彼らがタダで帰してくれないことを・・・。何があっても「その場で契約しない」こと!!筆者も一括査定でかなり追い込まれたので営業の押しが強いのはよくわかる。かなり強引に買取を迫ることを十分肝に銘じて挑みたい。どんなに追い詰められても「その場で契約しない」で帰還すること!!
3. 電話で価格交渉
電話だからと言って甘く見てはいけない。相手はプロだ、いろんな手を使って他社の価格を聞き出そうとして来る。「他社の価格を相手に言う」ことだけは絶対に避けたい。言った時点で敗北が決定する。また、価格に嘘をつくのもNG、最低限のモラルは守る。マシンのように事務的に進める。
参考
車買取店の尻の毛まで抜いてしまう交渉術とは?Direct-Stock ダイレクトストック
ユーカーパックはどうか?
車一括査定サイトに異色のサイトが登場した。
- 最大5,000社以上の公開入札で相場より高く売れる
- 電話も査定も1社だけ個人情報が漏れずに安心
- 売却手数料は一切かかりません
車一括査定とことなり公開入札してくれる。いいんじゃないか?はい、ここで基本の「上手い話しは無い」を思い出しましょう。
売却手数料は一切かかりません
正しく言えば「ユーザーに売却手数料は一切かかりませんが間接的に売却手数料をはめになります」と言ったところ。車の買い取り額が高くなると手数料が高くなるため中間マージンの負担は車一括査定より多くなる場合もある。ただし、車一括査定と違い精神的負担は少ないのはまだマシかもしれない。
なぜなら、業者側の成約手数料がベラボーに高いのです。
車の値段に応じてどんどん高くなる仕組みです。
例えば、
10万円で入札した車が成約すると32,500円の手数料
50万円で入札した車が成約すると62,500円の手数料
200万円で入札した車が成約すると100,000円の手数料
がかかります。
この金額は入札した業者が払うものですが、間接的に車の価値から支払われている事は言うまでもありません。
引用:【車の下取り】を検索する人が車買取業界で”カモ”と呼ばれる理由 | Direct-Stock ダイレクトストック
条件によってはユーカーパックを使える。ただし高額車と輸出車両は向いていない。
そして50万以下、特に10万20万くらいの価値のお車であれば、ユーカーパックへの手数料が少ない分かなり有効と判断出来ます。
~中略~
注)輸出車両はこの売却方法向いていません。今後は分かりませんが、輸出業者が入っているのを確認出来なかったので、あくまで自社で販売するための仕入れツールとして車屋は活用しています。
引用:【新しい売却方法】ユーカーパックを本気で検証する – 車高価買取を実現させるための裏技集
良いことばかりではない
車一括査定と異なりストレスが少ないためユーカーパックは条件によって使うのもありかと思ったが、、、。
そしてなぜか、ユーカーパックが全面に押している自社オークションではなく、一般買取店にあるような通常買取をさせて欲しいと話が振られる。
~中略~
そんな状態でいきなり交渉とか嫌いな、苦手な人を100%単独交渉の場で(他から連絡が来ないシステムだからね)大した相場感も無いまま狙いうちするわけでしょ?買取店の人間からしたらこんな楽で羨ましい(利益抜きやすい)商談はないよね。
引用:車買取業界の闇を見た – 車高価買取を実現させるための裏技集
要約すると「ユーカーパックに申し込んだユーザーからオークションを介さないで査定しに来た営業た安値で買いたたく」といったところ。車一括査定と異なりオークションと思い込んだユーザーが理論武装なしで襲われる。しかも会社ぐるみで買いたたきを行ってるようなのでこのサイトもちょっと信用できない。
車高価買取について勉強する(おまけ)
心無いアフィリエイターが多いせいでネットで検索するとほとんど車一括査定をおすすめするサイトしかでてこない。とにかく一括査定に誘導するサイトが多くとにかくイライラする。本当に価値のある情報がこのヤラせ情報でかき消されてほとんで見れないのである。
以下のサイトでは車一括査定の裏事情も詳しく解説している。本当に車を高く売りたいのであれば信頼できるサイトから情報収集し正しく判断したい。ユーザーの利益を第一に考えるGoogle様は車一括査定をおすすめするサイトより裏技集を検索上位にすることができるだろうか?広告主よりユーザーを優先すると宣言したのは嘘なのか?
Direct-Stock ダイレクトストック | 車買取専門店 & JAPANESE USED CAR EXPORTER
今車売却で一番おすすめしたいサイトがこちら。このサイトも車販売業界の裏を赤裸々に載せている。読みやすく筋も通っていて筆者個人的にはとても信頼できると思えた。この記事を読んだら絶対に車一括査定を使おうとは思わないはずだ。
車高価買取を実現させるための裏技集
このサイトの情報はかなり役に立った。車買取や業者の基本的な知識はここで身に着けた。ただ最近サイトに車一括査定のアフィリエイトを貼っているようだ。どうした?大丈夫か?
まとめ
今回色々調べてみて車一括査定サイトの闇が深すぎて驚いた。これをおすすめするアフィリエイトサイトで検索結果が汚染されているのがとても悲しい。これから車を売却する人は十分に注意してください。
- 車一括査定サイトを使って車を高額で売却できる可能性は低い
- 車一括査定サイトを使って車の査定額を聞くことは不可能に近い
- 車一括査定サイトと紹介しているアフィリエイターは登録したユーザーから間接的に利益を吸い取っている
車一括査定サイトを使って車を高額で売却できる可能性は低い
車一括査定サイトやアフィリエイター達の中間マージンが入るので確実にその分買取金額が安くなってしまう。さらには談合した業者によって安値で買い取られるのがオチ。
車一括査定サイトを使って車の査定額を聞くことは不可能に近い
買取の営業は金額を言ったら負けのようだ。このように教育されているためか営業は絶対に金額を言わない。車一括査定サイトでは簡単に査定額がわかるよと謳っているがそれは真実でなない。彼らは絶対に金額を言わない。金額を言わない業者はすぐに帰らせるべきであった。
車一括査定サイトと紹介しているアフィリエイターは登録したユーザーから間接的に利益を吸い取っている
無料登録したユーザーは無料と思っているがところがどっこい。業者が車一括査定サイトに支払った手数料はユーザーの買い取り額に降りかかってくるのだ。車一括査定サイトは間接的に登録したユーザーからお金を吸い取っている。車一括査定サイトにとって利用するユーザーは養分でしかないのだ。それに群がるアフィリエイターはまさに寄生虫といったところか。
個人的な意見ではあるがこれで車一括査定サイトを利用しない方がいいことがわかってもらえたと思う。手間はかかるが車が少しでも高く売れるように頑張っていただきたい。
車一括査定サイトに誘導しない車を安く買う方法はこちら。
記事を拝見させていただきました。
私は某大手業者オークションの社員で毎週セリをやっています。
車業界も様々。反社会的勢力さんもいればマフィアの手先もいます。
でも、車を高く売りたいなら競わせるしかありません。
買取価格の限界値がAA相場の90%前後だというのは本当です。
ただ、AA相場というのは毎週目まぐるしく変動しているんですよ。
車種によっては1週間で2倍になるものもあるくらいです。
問題は買取業者がどれだけ目利き能力があるかです。
大手のガ〇バー、ラビ〇ト、B〇GMORTERなんかが見ぬけない相場を
1買取店が見抜いて高く買取、AAで利益をとっているのを
よく見ます。
たしかにエゲツナイ買取営業マンもいますが
今のところ車屋が身内でもない限り一括買取査定に分があるのが事実です。
大手チェーンの買取営業マンは1日3件~10件の買取査定をします。
売る気のない客には安い金額を提示し早々に立ち去ります。
時間の無駄ですから。相場だけ知ろうというのは無理です。
(某大手買取チェーンラ〇ットのトップ買取スタッフより)
そして同じ地域なら大体同じ顔触れの各チェーンの買取スタッフが
回っていてお互いに手の内は知っています。
限界値までは絶対に競り負けないという人もいます。
ポイントは目利きのできる買取店に出会えるかどうかです。
そして彼らをいかにして競らせるかです。
それに尽きます。
『来週からパジェロのLH178Vが200万になるらしい』
『ドバイのアフリカ向けバイヤーがランクル100を今月中に2000台買うらしい』
『来週からタイの規制緩和でスズキの軽トラ(トゥクトゥク改造用のキャリー)が輸出開始になるらしい』
といった情報に事です。
情報を持っている買取店に出会えるかどうかです。
国内需要のある車の場合でも、そういった海外の需要に相場は大きく影響します。
長々とすいません。
seabouさま
専門家の方からコメントをいただき恐縮でございます。
貴重なご意見をいただき大変参考になりました。
以下私の考えをコメントさせていただきます。
売却を検討するときに参考になりそうです。
ありがとうございます。
以前大規模災害の時にハイエースの中古価格が高騰したのを思い出しました。
それにしても相場がそこまで変わるものだとはしりませんでした。
車屋の身内や知り合いがいれば積極的に活用した方がよさそうですね。
ただし身内が目利きでない場合失敗しそうですが・・・。
査定額を確認する目的で「車一括査定サイト」を絶対に利用しない方がいいですね。
目利き営業マンを見つけ競らせるのはハードル高い気がします。(汗
昨年妻の母が車を売却したのですがディーラーに引き取ってもらいました。
買取店より安いと思いますが面倒なので購入店のディーラーに頼んだようです。
義母はお金に困っていないので時間優先であれば最善の選択だったと思います。
最近は無理に手間かけて査定額を上げるのもどうかと思いはじめました。
身内や知り合いに車屋がいなければ高額売却にこだわり過ぎない方がいいかなと。
あまり安く買いたたかれるのは問題ですが打倒な価格であれば、
時間優先してサクッと売却した方が幸せかもしれません。