いつでもどこでも手ぶらで仕事~通勤電車や空いた時間に頭の中で設計や分析などの考える作業をする~

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サラリーマン時代に電車の通勤中に頭の中だけでシステム設計をやっていたことがある。特に並列処理などの難易度の高い設計するときは通勤中の電車でやっていた。最近ではFX(外国為替証拠金取引)で使用する自動売買プログラムのEA(Expert Advisor)の詳細設計を幼稚園のお迎えの時などにやっている。子守で時間が取れないことが多いので空いた時間があれば頭のスイッチを切り替えて「考える作業」を開始。EAの設計は実装よりもアルゴリズム(問題解決手順)が難しいので向いている。EA開発は半分趣味なのでアルゴリズムを考えている時が一番楽しい。

通勤中や空いた時間にスマホをいじるのも良いが仕事でも趣味でもいいので頭の中で「考える作業」をしてみてはいかがだろうか。趣味につながる問題解決であれば頭を使うのが非常に楽しくなるはずだ。

社外作業の制約

基本はノートPCなど揃っていないと作業は難しい。

秘密情報

通常会社で使用する資料のほとんどが秘密情報となっており電車の中で読むことはできない。システム開発であれば、提案書や設計書などがそれに該当する。もちろん見積書や予算計画などもアウトだ。

しかし、公にされた情報であれば問題ない。筆者はOSS(オープンソースソフトウエア)の仕様書やコードを電車でよく読んでいた。

PCが使えない

基本的に社外で会社のPCを使うことはできない。申請をして自宅で使う場合もあると思うが基本はNG。電車やカフェで会社のPCを使うのももちろんアウトだ。

混雑する電車

秘密情報を取り扱わないとしてもノートなどでメモをしたいところ。しかし、電車で座れない場合メモは難しい。

手ぶらで作業

自分の抱えている「考える作業」は基本手ぶらでどこでもできるハズ。

システム設計

システム設計書のモデル(図)を頭に入れて置き問題点を決める。そうしたらあまたの中でモデルを色々入れ替えて設計。頭の中で色々な組み合わせを試して最適な方法を見つけ出す。ベースの設計と問題点が明確で図で見える化されていれば可能。良いアイディアが見つかればスマホにポイントをメモする。

実際に筆者がやったのは処理の並列化(マルチスレッド等)の設計。どこで並列化するかをシーケンス図と呼ばれる流れ図をイメージして考える。基本設計から参加していればだいたい覚えているので物覚えの悪い筆者でも何とかなるのだ。

問題分析

問題分析の方法は行くつかあると思う。マインドマップ、ロジカルツリーなど数え上げればきりがない。問題やかかわる要素を覚えていれば頭の中だけで作業できる。できれば図で問題の関係を一度まとめイメージとして記憶する。そのあと電車の中などでその図を基に問題を分析。

例えば何か問題があった場合、問題を切り分け、対策を検討し、具体的アクションプランまで落とし込むとか。自身の考えの棚卸をしてもいいだろう。

プログラミング設計

システム設計よりもう少し落とし込んだプログラミング設計も手ぶらで可能。やりたい事(実装したいことや仕様)をわかっていてシステムの制約や機能を覚えていれば頭の中でプログラム詳細設計ができる。

筆者はFX(外国為替証拠金取引)で使用する自動売買プログラムのEA(Expert Advisor)開発を幼稚園の送り迎えなどの時に頭の中でやっている。EAで使う機能(関数)は非常に少なくシンプルなので通常のシステム開発に比べたら数倍楽。特に人の考えをプログラムに落とし込むときは手より頭で考える作業が多いので逆に向いている。

脳内作業のコツ

なんとなくのイメージでも十分に考える作業はできる。

イメージでインプット

作業に必要な情報はできるだけ図で覚える。システム開発では設計書のモデル部分がそれとなる。文字情報よりもイメージの方が記憶しやすく考えを整理しやすい。逆に問題をイメージに落とし込めれば見える化でき解決に近づく。

メモを使わない

以前お師匠様に「メモに頼りすぎると記憶力が弱くなる」と言われたことがある。インプットは出来るだけメモを使わずに記憶だけに頼る。問題のリストはあってもいいかもしれないが問題の詳細につていメモに頼らない。そもそも自分の抱えている仕事なら忘れるはずもないと思うが。

決定的なアウトプットの記録

頭の中だけで作業しているとごくまれに「ものすごく良いアイディア」が出てくることがある。筆者の経験では良いアイディアほど頭の中からすぐに消えてしまう傾向がある。画期的なアイディアかもしれないのでこれだけは記録しておきたい。

以前ブログでも紹介したがスマホのメモツールなどが非常に役に立つ。音声入力もできPC連携も可能なのであとから整理することも可能。

Google Keep使い方ガイド【まとめ – 目次】~ガイドの構成と読み方の解説~

まとめ

最近EA開発にハマっていて毎日のようにプログラミングを作成している。半分趣味みたいなものだが多少のリターンはあるので無駄にはなっていない。子守で忙しく時間が中々取れない中で以前通勤電車でやっていた「脳内作業」をはじめた。対象は好きなプログラミングなので何の苦も無くできる。主な作業としては自分のチャートの見方をプログラミングに落とし込むこと。考えをプログラミングにするのでAIのアルゴリズムにちょっと近いのかも。EA自体は難しくないので考えをプログラミング化する作業が非常に楽しい。具体的なやり方としてはチャートをイメージして自分の判断したい条件をプログラミングでどう組むかを考える。「人の考え方」と「プログラムコード」には乖離があり難しいのだがそこが楽しくもある。

プログラミングだけではなく考える色々な作業がいつでもどこでも手ぶらで出来るので気になる方はチャレンジしてみてはいかがだろうか。

ポイント
  • 考える仕事は手ぶらでいつでもどこでもできる
  • インプットはイメージで覚えておくと忘れにくい
  • 空いた時間を有効活用できる

空いた時間にスマホをいじるよりも頭を使った方が良い気がします。

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