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2018年9月27日アドセンスの審査を通過したので経緯や非承認後の対応について紹介する。これからアドセンス申請を目指す人に向けて申請前と承認後の注意点を合わせて解説する。これからアドセンスを申請する方にはざっくりでかまわないので注意事項を確認していただきたい。
目次
承認までの流れ
初回申請も再申請時も当日か翌日にアドセンスからメールが届いた。ネットをみていると何週間も連絡がないこともあるようで心配していたが筆者の場合は素早い対応であった。アドセンス担当者に感謝。
- 8月24日(金) 1:28 アドセンス申請
- 8月24日(金) 23:48 非承認メール受理
- 9月6日(木) 記事修正
- 9月6日(木) アドセンス再申請
- 9月7日(金) 再申請後も記事の体裁を修正
- 9月7日(金) 18:09 承認メール受理
1.アドセンス申請
アドセンスの申請はある程度アクセスが集まってからやるつもりであった。しかし記事が多くなってから非承認になった場合修正が大変になると思い。先に審査だけ通すことにした。この時は非承認になると思ってもいなかった。
- 申請日:2018/8/24
- 申請回数:1
- 記事数:40
- 文字数平均:4,066
- プロフィールページ:あり
- プライバシーポリシーページ:あり
- グローバルメニュー:あり
- お問い合わせフォーム:あり
引用:ゼロからBLOG
2.非承認メール受理
噂では数週間かかると言われていたアドセンスからの応答。筆者の場合は翌日に非承認のメールが届いた。記事のオリジナリティーには自信を持っていたためかなりのショックを受けた。その後闘志に火が付き徹底的に記事を見直すこととなる。
3.記事修正
気を取り直し非承認メールで指摘されていた内容すべてを見直した。なぜか熱が入り徹底的に対応してしまう。詳細は以下の記事を参照。
2018年8月 GoogleAdSenseに落選した原因を探る~アドセンスの指摘内容すべてを確認~
4.アドセンス再申請
納得がいくまで修正できたので再申請。著作権が心配な記事がひとつあり修正が困難であったため削除した。
- 申請日:2018/9/6
- 申請回数:2
- 記事数:39
- 文字数平均:約4,000
- プロフィールページ:あり
- プライバシーポリシーページ:あり
- グローバルメニュー:あり
- お問い合わせフォーム:あり
5.再申請後も記事の体裁を修正
日ごろから気になっていたブログの体裁を修正。アドセンス審査にはそれほど重要ではないと思われるが体裁で気になる部分を徹底的に修正した。スタイルシートも統一感を持たせるように工夫。ユーザーの利便性を高めると言った意味では有効かもしれない。
6.承認メール受理
結果は数週間かかることを覚悟していたが翌日承認のメールが届く。うわさに聞くポップコーンメールが届いた。
承認までの流れまとめ
噂では数週間連絡が来ないと聞いていたが初回申請も再申請も翌日にはアドセンスからメールが届いていた。噂に聞く「再申請は二週間空ける」も正確な情報ではなかったようだ。筆者は時間が取れれば翌日にでも再申請するつもりでいた。アドセンスの指南書に担当者は専用ツールでサイトをチェックしているとあったため時間を空けることに何も意味がないと確信している。
- アドセンスからの連絡は当日か翌日と噂で聞くより早かった
- 40記事、平均4,000文字あれば記事不足の指摘は受けない
- 「再申請は二週間空ける」はやはり都市伝説
アドセンスの注意事項
アドセンス申請やアカウント停止の体験談を調査していて気になったことを注意事項としてまとめる。
申請前に注意すること
筆者が申請前にしておけばよかったことを挙げる。
- 事前にポリシーを徹底的に読み込む
- 批判などデリケートな記事は書かない
- 早めに申請する
事前にポリシーを徹底的に読み込む
筆者は書籍で禁止事項を確認していた程度でアドセンスサイトのポリシーをそこまで徹底的に読んでいなかった。そのせいで記事全部を見直すという大変な作業になってしまった。特に申請時はどこの何が悪いのかは教えてもらえないためポリシーを熟読しできるだけ自信のある記事で審査した方がよい。
あの長いポリシーを見ると読む気が失せてしまうが長い目で見たら先に読んでおいた方が断然お得。アドセンスをやる以上は遅かれ早かれ必ずポリシーを熟読する日が来る。警告が来てから読むか事前に読んで警告を受けないかのどちらか。事前に読んでおくことを強くおすすめする。
批判などデリケートな記事は書かない
雑記ブログで好きなことや面白いことを書いていたがアドセンスのポリシーやアカウントの一発停止などの情報を見て少し気が変わった。誰かの批判やデリケートな話題で敵を作ってしまった場合サイトに対して攻撃を受ける可能性があるからだ。案の定炎上で有名なイケダハヤト氏は攻撃を受けている。デリケートな話題(敵を作る可能性のある話題)は、アドセンスを貼らない別アカウントでやるなどの工夫が必要。デリケートな話題は覚悟して公開する必要がある。
参考
Adsenseを不正クリックされたので対策してみたまだ東京で消耗してるの?
早めに申請する
筆者はアクセスが集まってからやろうと思っていて失敗した。申請時のPVなどは審査にあまり関係ないようで調べたところ20記事程度で申請するのがベストのようだ。申請時の指摘は記事全体になるため記事数が多いと見直しが大変になってしまう。筆者も20記事程度で一度申請すればよかったと後悔している。
話はそれるが申請後に落とし穴が・・・。申請だけ通して広告を貼らないようにしようと思ったのだが広告を貼らないとアカウントがリセットされる場合があるようだ。せっかく申請を通したのにリセットとかちょっと怖い。アクセス数の少ないサイトに対して広告を貼ることに抵抗があったためできるだけ人目につかないところにアドセンスを配置した。
6 か月間一度も広告表示がなかった AdSense アカウントはリセットされます。アカウントをもう一度有効にするには、サイトと AdSense をリンクする手順を改めて実施してください。アカウントが再び有効になったら、広告表示が始まるようにサイトに広告を設定してください。
引用:ご利用のない AdSense アカウントがリセットされた場合 – AdSense ヘルプ
承認後に注意すること
アドセンスの情報を調べていた気になったことをまとめた。
- 広告の自己クリック
- 知人への注意
- 自身サイトの監視
- 敵を作らないサイト作り
- アドセンスとアナリティクスとの連携
- 不正クリック対策プラグインの導入
広告の自己クリック
過失で広告をクリックした場合も警告や何らかの処分が下される。アカウントが停止される可能性もあるため間違っても広告を押してはいけない。筆者は自身のブログをプレビューするときに広告をクリックしにないよう恐る恐るスクロールしている。サイトを立ち上げたばかりでアクセスの分母が少ない場合は自己クリック率が高くなる可能性があるため余計に注意したい。
アドセンス広告の自己クリックはアカウント停止という非常に重い処分になる可能性が高いので絶対にやらないでください。
知人への注意
ネットで調べていたときに多かったのが知人による善意のクリックである。
自分「ブログに広告付けていてクリックされることで収入になるんだ。」
友人「そうなんだよかったね。」
友人「・・・よし、クリックたくさんして応援しよう!!」
同じ人の連続クリックや広告主の利益につながらないクリックは不正クリックとなる。もし、知り合いがブログを知っているようであれば間違っても広告を連続してクリックしないよう忠告しておく必要がある。ブログの存在をしっているすべての知人や友人、家族に注意する。
自身サイトの監視
結局のところ第三者からの攻撃はどうやっても防ぐことはできない。不正クリックへの対策はサイトの地道な監視しかない。アドセンスのパフォーマンスレポートで不正なクリックが発生していないか毎日チェックする。早い場合には不正クリック発生の数時間後にアカウントが停止される場合もあるようでアドセンスより先に運営者が不正クリックを検知するのは難しいかもしれない。最低でも一日一回アドセンスのポリシーセンターを開き広告が配信されているか確認したい。パフォーマンスレポートでクリック率が異常な値を示していたら直ぐにアドセンスに不正クリックを連絡をする。
- クリック率が異変が起きていないか定期的にチェック
- クリック率の異変に気づいたらすぐにアドセンスに連絡する
- バズなどでアクセスが急増した場合は監視を強化する
敵を作らないサイト作り
悪意のある不正クリックを防止するには敵を増やさないことが大事。「なんだこのサイト気にくわねぇな、アドセンス狩りしてやれ。」ぽちっ、ぽちっ、ぽちっ・・・。やる方が悪いが不正クリックをしたくなるようなサイトを作った運営者にも責任があるということ。広告主も嫌われているサイトに広告を掲載したくはない。難しいのは不正を行っている人たちを批判した場合にその人達から逆恨みされて攻撃される可能性があるということ。例えば悪質な情報商材を糾弾した場合だまされる人が減るのでユーザーへの貢献度は上がる。しかし業者から恨みを買い攻撃されるリスクがある。正義が悪に負けるのは現実世界ではよくある話。勝てば官軍、負ければ・・・。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
いやいや、Googleはユーザーの利便性を第一に考える企業である。第三者の攻撃のターゲットになったとしてもユーザーを重視したサイト作りをするべきなのだ。そうすればアカウント停止いはならないはずだ!!・・・は建前で、攻撃される危険性のあるネタは別のドメインでやった方が安全。戦いを避けるサイト運営が正解!!戦わない、争わない、煽らない、煙を立てない、アドセンスサイトではクールに記事を積み重ねよう。
アドセンスとアナリティクスとの連携
アドセンス停止の連絡が来た場合一回だけ異議申し立てが許されている。この申し立てが通らないとアドセンスが二度と使えなくなってしまう。アカウント停止から生還できる可能性は50%を切り生き残るのは至難の業である。異議申し立て時に使う情報としてアナリティクスが必要となってくる。指摘前にアナリティクスと連携しておかないと詰む可能性がある。
不正クリック対策プラグインの導入
筆者はアドセンス開始直後に不正クリックを防止するブラグインを導入した。プラグインについては別の記事にまとめたので興味のある方は参照していただきたい。
不正クリック対策プラグイン AdSense Invalid Click Protector~アドセンス狩り、アボセンス、不正クリックからサイトを守る~
このプラグインを入れたおかげで不正クリックの監視ができている。不正クリックしたユーザーは広告BANでしばらくアドセンス広告を表示しないように設定できる。筆者の体験では1万人に1人くらいのペースで不正クリックが発生していた。比較的穏やかな記事が多いが定期的に不正クリックは発生しているので十分注意した方がいい。
AICP運用レポート その1~アドセンス狩りからサイトを守れたか?~
アカウント一発停止
アドセンスの動画やヘルプを見ていて当初はアカウント一発停止は都市伝説レベルと思っていた。しかし、アカウント停止について調べていると多くの体験談が見つかった。決定的だったのは読んでいたアドセンスの指南書で元アドセンス担当者が「一発停止はある」とはっきりと語っていたことである。しかもアカウント停止一番の理由はポリシー違反ではなく第三者による不正クリック。
この事実を知ってから筆者の不正クリックに怯える毎日が始まった。アドセンス広告をできるだけ人目の付かないところに貼ってはいるがいつクリックされるかと思うと気が気でならない。一日になんどもクリック率を確認しノイローゼ気味に・・・半分本当の話。せっかく承認されたアドセンスを早々にアカウント停止とか悲しい。アカウント停止の体験談は別途記事にまとめたのでそちらを参照していただきたい。
まとめ
アドセンスの審査通過は本当にうれしかった。しかし、悪意のある第三者による不正クリックを知ってしまったために無駄にアドセンス狩りに怯えるようになってしまった。杞憂であればいいのだがアカウント停止の体験談などを見ているとどうしても他人事とは思えない。審査合格に浮かれず健全なサイト運営のため不正クリックなどが行われてもすぐに検知できるよう監視を強化したい。
- アドセンスやるなら記事を書く前に徹底的にポリシーを読むべき
- できるだけ少ない記事でアドセンスを申請する
- アドセンス合格前は批判やデリケートな記事を避ける
最低でもアナリティクス連携だけはしておきたい。過失の自己クリックでもアドセンスが停止するので間違っても自分で広告をクリックしてはいけない。
- 不正クリック対策(アナリティクス連携、IP記録、対策プラグインなど)
- 不正クリックによるアカウント停止を避けるため毎日サイトを監視する
- アドセンスをやるなら敵を作らない万人に愛されるサイトを目指すべし
関連広告設定しようとしたらメニューに存在しない。初心者あるあるかもしれないがアドセンスの関連広告はPVがある程度ないと解放されない。噂だと月間1万PV必要だとか・・・。次の目標は関連広告解放になりそうだ。解放された暁には解放時のサイト状況を報告したい。
関連コンテンツは、特定の要件を満たすサイト運営者様のみご利用いただけます。ご利用になるには、サイトのトラフィック量とページ数が最低要件を満たしている必要があります。
以下は筆者がアドセンス関係で購入した書籍である。アドセンスを長く運用するつもりであれば書籍で体系的に勉強しておいて方がいい。ネットに比べ短時間で学習できる。
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