不正クリック対策プラグイン AdSense Invalid Click Protector~アドセンス狩り、アボセンス、不正クリックからサイトを守る~

AICP

アドセンス審査通過後にアドセンス狩りや不正クリックによるアカウント停止について色々調べていた。なかなか有効な対策は見つからなかった。しかし、WordPressプラグインの中にアドセンスの不正クリックに対応するものを発見!!そのプラグインの情報を検索したところ紹介しているサイトがほとんどなかったので紹介したいと思う。

アドセンスアカウントの停止

驚き

アカウントの停止措置とはかなり重いペナルティーである。停止された場合一回の異議申し立てで再開か無効が決まる。過去の体験談を参考にすると再開できる確率は50%を切っている。無効になった場合は二度とアドセンスのアカウントを作ることができない。

アカウント停止の理由

アカウント停止の一番の理由は不正クリックである。自分や第三者が広告を意図的に何度もクリックすることでアカウントが停止される。原因としては自己クリック、知人の善意のクリック、悪意のある第三者によるクリックなどがある。第三者による不正クリックでアカウント停止に追い込まれるケースも多いようだ。詳しくはアカウント停止の体験談をまとめたのでそちらを参照していただきたい。

アドセンス停止2018年9月 アドセンスアカウント停止体験談のまとめ

不正クリック対策

不正クリック対策について調べていたがほとんど有効な方法は見つからなかった。一般的に対策と言われるものはサイトの監視やアドセンスへの報告など効果的な方法ではなかった。ただし異議申し立ての体験談などは価値のある情報なのでアカウント停止になった場合は生還者の体験談を参考にしてもらいたい。

一般的に言われる不正クリック対策
  • サイト監視とアドセンスへの不正クリック報告
  • ツールによるIPアドレスの記録
  • アドセンスによるサイト認証

サイト監視とアドセンスへの不正クリック報告

サイトを常に監視して不正クリックと思われるものがあればすぐにアドセンスに連絡する。システム化されていない時点で運用に少し無理がある。大企業のサイトならシステムを組んで警告とかできると思うが、個人ブログなどでシステム化は難しい。しかし、運営者の義務として毎日のサイト状態確認は必要と考える。広告を付けて収入を得ようとするのであれば、このくらの意識が必要であろう。

ツールによるIPアドレスの記録

異議申し立て時に不正クリックした犯人のIPが必要なのでツールで記録する。しかし、アナリティクスなどGoogleのツールでは個人が特定できるIPアドレスなどは収集することができない。他のブログでIPアドレスの記録ツールを紹介しているが執筆者が使ってないため本当に使えるのか判断できない。しかも、有料なので予算が限られる人には厳しい選択肢だ。

アドセンスによるサイト認証

自分のアドセンス広告をアダルトサイトに貼られるから云々・・・。アドセンスのサイト認証はデフォルトで有効になっているためわざわざ言うことも無いだろう。ただしサイト認証が有効なことを確認しておく必要はある。

アカウント停止時の対応

筆者が思うにアカウント停止対策よりも停止時の対応が重要だと思っている。問題発生時に適切に対応できるかがアカウントの運命を握る。異議申し立ての成功率が50%を切るためここで失敗しないことが重要。アカウント停止体験談まとめの中で復活した人と無効になった人で対応の差が大きくあった。復活した人は多くの情報を集め分析し自分の立場をわきまえて誠意をもって対応している。情報収集にはアナリティクスとの連携が必要になる。アカウント停止時の異議申し立ての準備としてアドセンスとアナリティクスの連携は必ずやっておくべきである。

プラグインでの不正クリック対応

アドセンスシステムの性能が上がり以前よりも不正クリックによるアカウント停止が少なくなった。などの話も聞くが、体験談をみるかぎり不正クリックによるアカウント停止は減っていいないように思える。アドセンス狩りが昔話であればよかったがどうやらそうでもないようだ。困っていたところアドセンスの不正クリックに対応したWordPressのプラグインを見つけたので紹介する。

AdSense Invalid Click Protector

AICPサイト

このプラグインなぜか日本語サイトでほとんど見つからない。筆者も不正クリック対策をしらべていたがなかなかこのプラグインの情報までたどり着くことができなかった。ユーザーの利便性を考えるのであれば検索上位に出てきてもよさそうな気もするが・・・。

概要

このブラグインは無効なクリックから AdSenseアカウントを守ります。と、不正クリック対策にはどストライクなプラグインである。レビューを見る限りよさそう。

Description
AdSense Invalid Click Protector a.k.a. AICP plugin will help you to save your Google AdSense account from unusual invalid click activities and click bombings. As per the Google AdSense terms, Google doesn’t take any responsibility towards these invalid click activities or click bombings and always point the finger towards the AdSense plublisher, giving him/her all the blames. Now it is time to end this problem, once and for all.

引用:AdSense Invalid Click Protector (AICP) | WordPress.org

注意事項

ひとつだけ気になった点がある。毎分150件以上のリクエストがある場合は使用しているAPIの都合で503エラーになる。

Important Note: This plugin uses the free API version of IP-API.com which allows 150 req/min. If you have a high traffic website, this 150 requests per minute will not be enough for you and you may see 503 Error on your site due to free API restrictions. If you have a high traffic website which may generate more than 150 requests per minute, I will recommend you to grab the PRO Version of IP-API and enter your Pro API key in the General Settings page of this plugin.

引用:AdSense Invalid Click Protector (AICP) | WordPress.org

いやいや、プラグインが原因で503エラーとか出されたら困る。せっかくアクセスしきたユーザーを追い返すのは忍びない。そもそも毎分150件のリクエストとはどんなもんなのか?単純計算すると150×60分×24時間×31日=6,696,000、月間670万pv。普通のサイトであれば問題なさそうだが、何かの拍子にバズってしまった場合一時的に超えるかもしれない。ニュースサイトに取り上げられるなどした場合は注意が必要。バズった方が攻撃される可能性が高くなるのでアクセス増加を理由にプラグインを外すのも難しい。サーバーのアクセスログで503エラーが頻発するようならプラグインを無効かする必要がでてくる。以下のようなサービスで503エラーの通知ができるようだ。

参考 メールとチャットで通知するアクセス解析アクセスアラーム

インストールと設定

プラグインのインストールや設定について説明する。

1. サイトのバックアップ

プラグインをインストールする場合何が起こるかわからないので安全のためサイトのバックアップをとる。

2. プラグインのインストール

キーワードにAICPを入れて検索。AdSense Invalid Click Protectorをインストールして有効化。

3. ショートコードの作成

アドセンス広告をAICPで保護するためのショートコードを作成する。

ショートコード
function ad01Func() {
    if( aicp_can_see_ads() ) {
        $adCode = '
            <div class="aicp">
                <script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
                <ins class="adsbygoogle"
                    style="display:block"
                    data-ad-client="ca-pub-1234567890123456"
                    data-ad-slot="1234567890"
                    data-ad-format="auto"
                    data-full-width-responsive="true"></ins>
                <script>
                    (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
                </script>
            </div>';
        return $adCode;
    } else {
        return '<div class="error">広告の表示がブロックされています。</div>';
    }
}
add_shortcode('ad01', 'ad01Func');

アドセンスのコードを自身のものを入れる。ショートコード名やブロック時のメッセージは任意でかまわない。

AICPサンプル

4. 広告の設置

先ほど作成したショートコードを記事に入れる。問題なければアドセンス広告が表示される。

5.基本設定

WordPressの管理画面から基本設定する。

aicp画面

設定する項目は全部で7か所。デフォルトで使用しても問題なさそう。

AICP設定

広告クリックの制限数(Set the Ad Click Limit)

何回クリックしたらブロックしますか?広告のクリック率は一般的に2%。二回連続クリックした時点で怪しいと思うが、一応デフォルトの3回に設定しておく。運用してブロックが多いようなら値の変更を検討する。

クッキーの有効期限(Click Counter Cooke Expiration Time)

これもデフォルトの3時間のままにする。ボットなど使って時間をおいて攻撃があった場合は防げない。

禁止時間(Set the Visitor Ban Duration (default: 7 days))

これもデフォルトの7日間。広告に本当に興味があって3回クリックした場合、機会損失になる。しばらく運用してみてブロックされるユーザーが多いようなら設定を再検討する。

有料のAPI使用(Do you want to use the IP-API Pro key?)

毎分150件のリクエストに対応したい場合は有料のAPIを使用する。サーバーの状況見て503エラーが多いようなら再検討。わざわざ有料版を買うこともないと思うが・・・。

有料APIのコード(Provide your IP-API Pro key)

有料のAPIを使用する場合はここにコードを入力する。

特定国のブロック(Do you want to block showing ads for some specific countries?)

今は翻訳機能とか充実しているので海外からのアクセスがもしかしたらあるかも。筆者も英語圏のサイトは翻訳機能を使ってよく見ている。国単位でのブロックって利用シーンが思い浮かばない。

ブロックする国名(Banned Country List – Put ISO ALPHA-2 Country Codes )

特定国ブロックをする場合はここに記述する。

6.監視と運用

ダッシュボードから不正アクセスしたユーザーの数を確認できる。

AICPダッシュボード

ブロックしたユーザーの詳細はWordPressの管理画面から確認。基本は日々ここで不正クリックは発生していないか監視する。

AICP禁止ユーザー

設定した条件(クリック数や期間)に一致したユーザーのIPアドレスが記録され一覧で表示される。アドセンスのアカウント停止後の異議申し立てで攻撃者のIPアドレスを報告することが可能となる。不正クリックした時点でブロックされるためアカウントの停止になる可能性は低くなると思うが・・・。

まとめ

見守る女性

AdSense Invalid Click Protectorは、不正クリックに対応する有効な手段になりそうだ。心配なのがアクセス急増時の503エラーであるが個人ブログでそこまでアクセスは発生しないであろう。念のためサーバーの503エラーはツールで継続的に監視したい。しばらくAICPを運用するので何か気になることがあれば追記したいと思う。

不正クリック対策プラグインのポイント
  • アドセンスの不正クリックに対する有効的な手段
  • 不正クリックしたIPアドレスを記録できる
  • 毎分150件のアクセスがある場合503エラーになる

おすすめのプラグインはこちらをご覧ください。

女性地味に強くおすすめするWordPressプラグイン

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